あした順子・ひろし
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あした順子・ひろしは日本の男女漫才コンビ。落語協会所属。鈴々舎馬風門下。
主に順子がほとんど一方的にしゃべり、弱々しい雰囲気のひろしはどうしようもなく戸惑う様子が幅広い世代から支持を受けている。ちなみに2人は実際の夫婦ではない。
[編集] メンバー
- あした順子
- あしたひろし
- 1922年 - 東京都台東区竹町出身。ボケ担当。
[編集] 主なネタ
- 男はあんたひろし~
- 順子「男はあんたひろし♪」ひろし「女は君さ順子♪」2人「切なさが胸に来る♪・・・」と良い雰囲気なのに、ノッてきたところで順子が「気持ち悪いんだよ!」ツッコミを入れる。[おじいちゃん、おしっこに行きましょうね」と両手をつないだあと、はりたおすネタがあったが、老人虐待のクレームからか最近は見せない。
- 首投げ
- めったに披露されないが柔道技の首投げである。順子がひろしに首投げを掛け、ひろしは見事な受身を披露する。尚、これは慣れた人間でなければできない技であり、素人がむやみに真似すると大怪我の原因となるので注意が必要である。
これら漫才以外に、順子が奇術を行いひろしが後見を行う奇術ネタの他、いくつかの珍芸を持っている。なお、当初はコントコンビであったため、コントのネタも数本ある。 順子が[黒田節]を謡いながらなぎなたを披露し、小道具を持ちながら前を横切るひろしを足で蹴飛ばすネタは正月などごくまれに披露する。
[編集] 受賞歴
- NHK漫才コンクール敢闘賞
- 浅草芸能大賞奨励賞