アブジャ
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アブジャ(Abuja)は、ナイジェリアの首都。人口は推計1,078,700人。
1976年に首都を最大都市ラゴスから移転することが決定されたとき、国土のほぼ中央に位置することから、アブジャが選定された。市街地は連邦首都地区(Federal Capital Territory)の中央に位置する。市街地中心部分(官庁・ビジネス街)のマスタープランは、日本の建築家丹下健三によるものである。アブジャは1991年に正式にナイジェリアの首都となった。
旧首都ラゴスは現在でも経済的な首都であり、ほとんどの国が大使館をアブジャに移転した今でも、より大規模な旧大使館を領事館としてラゴスに維持している国が多い。
空港はナムディ・アジギヴィ国際空港(Nnamdi Azikiwe International Airport)が近郊にある。単純にアブジャ国際空港とも呼ばれる。空港の名前はナイジェリア初代大統領ナムディ・アジギヴィ(Dr. Benjamin Nnamdi Azikiwe)から名付けられた。