エイリーク2世 (ノルウェー王)
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エイリーク2世マグヌソン(Eirik II Magnusson、1268年-1299年)は、ノルウェーの国王(在位1280年-1299年)。改法王マグヌス6世の子。
1280年、父の死により後を継いで即位する。即位後は敵対関係にあったスコットランドとの関係改善のため、スコットランド王アレグザンダー3世の王女であるマーガレットを妃として迎えた。また、ハンザ同盟との講和にも尽力している。
1299年、32歳で死去。男児が無かったが、ノルウェーの相続法では彼の一人娘であるマーガレット(スコットランド王女・マーガレットとの間に生まれた娘)への王位継承は認められなかったため、王位は弟に当たるホーコン5世が継ぐこととなった。ちなみにエイリーク3世の娘であるマーガレットはノルウェーにいるままスコットランドの王位を継承し、後にイングランド王太子エドワードと結婚することとなったが、スコットランドへの渡海中に死去した。
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