サーチライト
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サーチライト(searchlight)は、照明器具の一種で、特定の方向に強力な光線(ほぼ平行光線)を投射するための反射体を有する装置である。また通常、回転式の架台に搭載されている。
[編集] 軍事利用
- サーチライトは、第一次世界大戦において、夜間の空襲に対抗するための「人工の月光」をつくるために用いられた。この人工の月光は、J.F.C.フラー将軍(Gen. J.F.C. Fuller)によって発明された。
- 第二次世界大戦においても夜間の爆撃に対する防御として広く使われた。最新技術としてレーダーが存在したが、目視による早期警戒の目的で用いられ、また対空砲の射手がターゲットとなる航空機を照らすために用いられた。例えば日本軍では探照灯に照らされた敵機の下に回りこんで攻撃するための斜銃を採用していた。
[編集] 民生用途
日本では、刑務所や発電施設など主要公共施設の警備用のほか、パチンコ店やラブホテルの目印として使用していることがある。後者については光害と呼べるほど強力なものも存在し、特定の地域で問題となっている。