シャルバート
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シャルバートは、テレビアニメ『宇宙戦艦ヤマトIII』に登場する架空の恒星間国家。
はるか昔に、優れた科学力と武力で銀河系を支配していた。その科学力の高さは、シャルバート王家の墓の倉庫に永久に埋蔵された超兵器を実見した宇宙戦艦ヤマト副長真田志郎技師長をして、「説明できないほど」高度であり、ガルマン・ガミラス帝国でさえ不可能だった太陽制御を実現するハイドロコスモジェン砲を生み出すほどであった。また、その力は、伝説となって歴代の女王マザー=シャルバートとともにシャルバート信仰を生み出すことになった。現在は、異次元空間にある本星シャルバート星は、地球に酷似した環境をもっていて、長老によって統治されている。科学力と武力で、銀河系を支配してきたが、真の平和がこないとその空しさに気付いて無抵抗主義を貫き、23世紀現在は、人々の心の支えとなるマザー=シャルバートの信仰と絶対平和主義の思想のみを残して、現在は銀河系の武力による支配を放棄している。