スターフォックス
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スターフォックス | |
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ジャンル | シューティングゲーム |
対応機種 | スーパーファミコン NINTENDO64 ニンテンドーゲームキューブ ニンテンドーDS |
開発元 | 任天堂 ナムコ レア社 |
発売元 | 任天堂 |
人数 | 最大4人 |
メディア | 8cm光ディスク |
発売日 | 1993年2月21日 1997年4月27日 2002年9月27日 2005年2月24日 2006年8月3日 |
価格 | 6,800円 |
対象年齢 | 全年齢 |
売上本数 | 不明 |
スターフォックス(STAR FOX)は、任天堂からスーパーファミコンで発売された、フルポリゴンシューティングゲームの先駆けとなったタイトル、またそのシリーズ名、やとわれ遊撃隊のチーム名。
目次 |
[編集] シリーズ展開
- スターフォックス (SFC・1993年02月21日/9975円)
- スターフォックス64 (N64・1997年04月27日/5040円)
- スターフォックスアドベンチャー (GC・2002年09月27日/7140円)
- スターフォックス アサルト (GC・2005年02月24日/6800円)
- スターフォックス コマンド (DS・2006年08月03日/4800円)
『64』と『アドベンチャー』の間の物語を語った漫画「スターフォックス さらば愛しのファルコ」(画:中植茂久元ニンテンドードリーム編集者、現任天堂デザイナー)がニンテンドードリームで掲載された。現在は『アドベンチャー』の公式サイトで読む事が出来る。宇宙船サジタリウスが元ネタ?といわれている。
[編集] SFC版
ROMカートリッジにスーパーFXチップ(三次元描画方面強化回路)を搭載し、スーパーファミコンとしては高度な画像表現を駆使しているため非常に爽快感があり、多くのファンを魅了した。キャラクターは鳥獣を少々擬人化したもので、例えば主人公のフォックスは狐である。 3Dでポリゴンが描画可能といってもぎりぎりゲームが可能な程度であったが、それを逆手にとったようなポリゴン丸出しの幾何学的な無機質でクールな世界観を作っていた。
ステージ途中で仲間や敵の通信が入ったり、一部ではあるがステージ上での行動がストーリー分岐を起こすなど、当初からスターフォックスとしてのアイデンティティは確立しており、加えてゲーム自体の完成度も高く非常に人気があった。
続編としてスーパーFXチップ2を搭載したスターフォックス2の開発が進められていたが、NINTENDO64の発売などがありスターフォックス64の開発プロジェクトに継承されていった。
尚、開発に宮本茂が関わっているタイトルの一つ。
[編集] 登場人物
(声優(声の出演)は[64/アサルト(A)]、未表記は共通。
[編集] 「スターフォックス」チーム
- フォックス・マクラウド(Fox McCloud)
- 声優:里内信夫(A:野島健児)
- 本編の主人公。キツネの姿をしており、やとわれ遊撃隊「スターフォックス」のリーダーである。正義感が強く、曲がった事が大嫌いと言ういかにも主人公なキャラクターである。字が汚いという悩みをひそかに抱えている。64当時18歳。同じ任天堂より発売の「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズにも出演しており、知名度は結構高い。イメージカラーは「イエロー」。
- 「アサルト」以前は白地のジャケットに通信用のヘルメット、スカーフと言う戦闘機のパイロットを思わせるデザインだったが「アサルト」からはSFアニメを思わせる近未来メタリックデザインに変更された。しかし、「コマンド」では原点回帰のせいか初期デザインに戻った。
- また、中植茂久はジャケットを脱いだら下地はノーズリーフの単身戦の戦闘服と言うデザインを考案したが本作(ゲーム)では採用されてない。
- ちなみに、「おいでよ どうぶつの森」でわかるが、実はキタキツネである。
- ペッピー・ヘア(Peppy Hare)
- 声優:麻生智久
- ウサギの姿をした古株パイロット。昔はフォックスの父、ジェームズ・マクラウドと組んでいた。その経緯は意外と暗く、前「スターフォックス」が惑星ベノムに突入する際、同じメンバーのピグマ・デンガーの裏切りにより、ジェームズと同様に窮地に立たされる。その後、ジェームズが囮となる事で彼は九死に一生を得る。現在では、新生スターフォックスのメンバーに叱咤叱責する良い爺さんである。イメージカラーは「レッド」。
- ちなみに中年太り。アサルトの対戦モードでは走ると腹がゆれる演出まである。
- 「コマンド」では前将軍ペパーの推薦によりコーネリアの将軍になっている。
- 「アサルト」の公式サイトなど、一部では「~・ヘアー」という表記になっている。
- ちなみに、アニメF-ZEROファルコン伝説の33話(ジェームズがメインの話)に、わずかだが、人間の姿で登場した。
- ファルコ・ランバルディ(Falco Lombardi)
- 声優:江川央生
- 青いハヤブサの姿をした、宇宙暴走族「Free As A Bird」の元ヘッドと言う経歴を持つ、スターフォックスのパイロット。何故フォックスとファルコが出会ったか、その経緯は定かでは無い。パイロットとして非常に優秀な腕を持つが、たまに大きな操作ミスをやらかす為、まだまだだとペッピーは言う。そのぶっきらぼうな口調に反して、意外と他人思いな性格でクールに澄ましている様だが、その実態はフォックスに負けず劣らずの熱血野郎である。「さらば愛しのファルコ」で一時チームを脱退したが、「アドベンチャー」の最後で復帰した。「俺の獲物に手を出すな!」「少々ずれているが問題は無い!」など、印象的な台詞が多い。フォックスも登場している「大乱闘スマッシュブラザーズDX」にも隠しキャラとして出演している。イメージカラーは「ブルー」。
- 鮮やかな色彩からインコやキジと勘違いされるが、本当はハヤブサである。
- スリッピー・トード(Slippy Toad)
- 声優:頓宮恭子
- カエルの姿をしたフォックスの学生時代からの親友。パイロットセンスは今一で、さらにおっちょこちょいという性格であるが、メカニックに関しては一流で、さらに敵のシールド能力を解析してくれるので結構役に立つ存在である。また、性格が明るいのでムードメーカーの役割も果たしている。グレートフォックス艦内で、自作潜水艦「ブルーマリン」を製作していた辺り、相当なメカニック能力を持つ事が想像出来る。イメージカラーは「グリーン」。
- メカニックの天才だがそれに見合った頭脳も天才かどうか不明。
- クリスタル(Krystal)
- 声優:原亜弥
- キツネの姿をしたテレパスを使える少女。「アドベンチャー」で初出演。前身であるN64版Dinosaur Planetの設定を引き継ぐのであれば、彼女の名は「クリスタル・プラネット」で、偉大なる魔法使いRandornの弟子である。また、惑星Ceriniaの唯一の生存者とも言われていて、正式な設定は謎である。「アドベンチャー」冒頭で罠に落ちクラゾア宮殿屋上の水晶の牢獄に封じ込まれるが、フォックスに助けられる。その後、スターフォックスチームに入り、引退したペッピー・ヘアの後釜となりアーウィンを操る。フォックスとは友達以上恋人未満といった関係で、ほかのメンバーもそれを知っているので、たまにひやかされたりもすることも。しかし、ダイナソープラネット(サウリア)をたった一人で救おうとしていたことからも分かるように、彼女は自立心が強く、時としてフォックスと対立する。どこへ行くことが彼女の幸せなのか?それは「コマンド」のエンディングのように不確定である。イメージカラーは「パープル」。
[編集] 「スターウルフ」チーム
- ウルフ・オドネル(Wolf O'Donnell)
- 声優:江川央生(A:大場真人)
- ならず者集団「スターウルフ」を束ねる、男気溢れるリーダー。狼の姿をしている。左目には眼帯を付けている。他人から疎まれる存在ではあるものの、その生き方に惚れ、彼に賛同した物は少なくない。パイロットとしての腕も一流で、かのジェームズ・マクラウドと互角に撃ち合った数少ない内の一人である。ジェームズとの因縁からその息子であるフォックスを執拗に付け狙う。当初はフォックスを見下していたが、ベノムでの戦いではフォックスの実力を認め、その後は互いに宿敵として認識している。
- レオン・ポワルスキー(Leon Powalski)
- 声優:里内信夫
- ならず者集団「スターウルフ」のNo.2とも言えるカメレオン。その間抜けな風貌とは裏腹に、性格は冷酷無比でモラルや良心と呼べるものはない。プライドが異常に高く、自分より強い相手を絶対に認めないがパイロットとしては超一流で、その為スターウルフにパイロットとして招かれたらしい。そのため同メンバーからも恐れられているが、「アサルト」では未だにウルフと付き合っている所を見ると、結構良い人なのであろう。かなりサディスティックで、「小賢しいトリめ、私の前に跪け!」「ボウヤ、この新しいオモチャで遊んであげよう」等、傍から聞いていると危ない人にしか思えない台詞を平然と言ってのける。ちなみに「コマンド」では本来設定されている性格・口調のギャップがかなり激しい(一人称が俺である事等)。
- ピグマ・デンガー(Pigma Dengar)
- 声優:郷里大輔
- 自分の利益の為ならば手段は選ばないブタ。大阪弁で喋る。元々はジェームズ率いるスターフォックスのメンバーだったが、「アンドルフに付いた方が金になる」と判断し、ジェームズ達を裏切り、その後ウルフをけしかけ、ならず者集団「スターウルフ」を結成させた。パイロット、メカニックとしての腕は良いものの、周りのメンバーからは完全に嫌われており、「アサルト」ではウルフの逆鱗に触れ、解雇されたその後の彼の様子を伺う事が出来る。
- 現在彼の状況を説明すると、アパロイドに寄生され身も心も機械化され完全に人間(?)を辞めてしまった。
- ペッピー同様、アニメF-ZEROファルコン伝説の33話に、わずかだが、人間の姿で登場した。
- アンドリュー・オイッコニー(Andrew Oikonny)
- 声優:阪口大助(A:沼田祐介)
- アンドルフの甥っ子。だからと言って別段頭が良い訳でも無く、かと言ってパイロットとしての腕も高い訳ではない。要はコネ入隊。だが彼がいることで得られる経済的・軍事的バックアップは計り知れない。またキャラクターとしての個性は強く、撃墜された時の「アンドルフおじさーん!」は、スターフォックスファンに知らぬ者無しと言われる程の名(迷?)台詞である。アサルトでは、スターウルフを解雇。アンドルフの残党を集め、コーネリア政府への反乱軍を結成したが・・・。
- パンサー・カルロッソ(Panther Caroso)
- 声優:稲田徹
- スターウルフの新入りとして、アサルトより初登場したキザな豹。赤いバラの花を自身のトレードマークにしており、自機であるウルフェンにもそれを象ったシンボルマークが付いている。作中ではクリスタルに一目惚れし、口説きにかかる場面が伺える。
[編集] コーネリア軍
- 惑星コーネリアの軍隊。主力戦闘機はコーネリアファイター。隊員の多くが犬で構成されている。
- ペパー将軍(General Pepper)
- 声優:郷里大輔(A:池水通洋)
- コーネリア防衛軍の将軍であり、スターフォックスの力を誰よりも評価している。また、ジェームズやペッピーが軍に所属していたころは、彼らの上官であった。アンドルフとは(文字通り)犬猿の仲であり、彼のバイオウエポンの研究を危険とみなし、ベノムへと追放した。64版と「アドベンチャー」ではほぼ変わらぬ姿を見せているが、「アサルト」では急に老けてしまい、「コマンド」では病に倒れ、ペッピーに将軍の座を譲った。
- スターフォックスをはじめ多くの人々の信望を集めているが、「コマンド」を見る限りアンドルフを歪ませた張本人のようにも見える。
- ビル・グレイ(Bill Grey)
- 声優:阪口大助
- コーネリア軍のドーベル隊、バーナード隊の隊長。フォックスとは宇宙アカデミー時代の同僚で、親友である。アンドルフ軍の侵攻に対して惑星カタリナの基地で苦闘を続けていたが、フォックス達の助けにより難を逃れる。彼のコーネリアファイターのみツインレーザーが搭載されている。『64』ではヘルメットのバイザーのためにその素顔を見ることができなかったが、『コマンド』では見ることができる。
[編集] Free As A Bird(フリー・アズ・ア・バード)
宇宙暴走族。ファルコはかつてこの族のヘッドを務めており、現在は下記のメンバーが活躍中。
- クール
- 現在のFree・AS・A・BIRDのリーダーである猫。キャットの恋人。窃盗などの悪事もするが、根はいい人。なお、クール、ゲータ、ラッツの3人は、「さらば愛しのファルコ」のみの登場である。
- キャット・モンロー(Katt Monroe)
- 声優:頓宮恭子
- 過去にファルコと深い仲だったと思われる猫。恐らく恋人?色っぽい口調で喋る。『64』では惑星ゾネスで(分岐次第ではマクベス、セクターZにも)登場。コマンドでは姿が一新されており、ひそかにスターフォックスに入隊したいと思っている。現在はクールの恋人。ゲータとラッツからは、アネキと呼ばれ、慕われている。
- ゲータとラッツ
- Free As A Birdの一員で、ゲータは鰐、ラッツは鼠の姿をしている。ファルコをアニキと呼んで尊敬している。
[編集] 敵
- アンドルフ(Andross)
- 声優:郷里大輔
- ライラット系を侵略しようとたくらむ科学者である。SFC版と64版、および「アドベンチャー」のラスボス。コーネリア生まれ。スターフォックスの主力戦闘機アーウィンにも搭載されているG-ディフューザーシステムを開発し、近年ではバイオテクノロジー分野でも成果を挙げていた。しかしその研究内容が、あまりにも過激だった為ベノムに永久追放された。
- SFC版では大きな顔→顔が描かれた立方体のような形態に変化。顔の状態では白い板を吐いて攻撃する。
- N64版では
- ステージ6がボルスである場合:大きな顔と手 → ロボット(アンドルフ・ダミー)に変化。
- ステージ6がエリア6である場合:大きな顔と手 → 巨大な脳(アンドルフ・ブレイン)に変化。こちらが真の姿であり、ストーリーもこちらが真のエンディングとしている。また、「アドベンチャー」でもほぼ同じ。
-
- 彼の存在はその後の作品のストーリーにも大きく影響しており、「さらば愛しのファルコ」ではシールズ将軍の手で、そして「アドベンチャー」ではクラゾアの力を利用して復活を企んでいたが、いずれもフォックスの手で倒される。そして「コマンド」では彼の知られざる一面が明らかになった。
- アパロイド
- 「アサルト」での敵。昆虫のような姿をした、機会生命体であり、群れで襲い掛かってくる。作品内ではその詳細は描かれなかったが、アンドルフのバイオウエポンの産物である可能性が高い。詳しくはアパロイドの項目を参照。
- スケール将軍
- 「アドベンチャー」での敵。シャープクロウ族のボスであり、ダイナソープラネットを侵略しようと企んでいる。惑星の要、スペルストーンを盗み出し、ダイナソープラネットを分裂させてしまった。終盤でフォックスと一対一で対決するが・・・。
- アングラー皇帝
- 「コマンド」での敵。提灯アンコウの姿をしており、べノムの酸の海からコーネリアへの進行を開始した。実は彼はアンドルフのバイオウエポンとして生み出されたもの。部下に魚の姿をしたザザン、イカの姿をしたゾルゲ、シュモクザメの姿をしたシャーマン、そして、F-ZEROからのゲスト出演であるオクトマンがいる。
[編集] その他
- ジェームズ・マクラウド(James McCloud)
- 声優:麻生智久
- フォックスの父。初代スターフォックスのリーダー。パイロットとしての技術は超一流。サングラスを掛けている。N64版のラストで崩壊寸前のベノムで息子フォックスを誘導するものの再び消息不明となる。「コマンド」でもある条件を満たすと参戦する。しかしいずれも、そのとき現れたのが本物か幻なのかを確かめるすべはない。グレートフォックスの80年分のローンを残したままこの世を去り、息子のフォックスに押し付けた張本人でもある。「アドベンチャー」では特定の魔人メダルを井戸に投げ込むことで、彼からのメッセージを聞くことが可能。また、「アサルト」ではかつてアパロイドに侵食されたことが明らかになった。F-ZEROシリーズにも、人間の姿で出演している話は有名。(アニメF-ZEROファルコン伝説での声優:三木眞一郎)
- ベルツィーノ・トード
- 声優:池水通洋
- スリッピーの父。かつてはスペースダイナミクス社のエンジニアであったが、「アサルト」以降はコーネリア軍で活躍している。
- ルーシー・ヘア
- ペッピーの娘。元々はパイロットを目指していたおてんば娘だったが、今は宇宙物理学の教師をしている。クリスタルとも仲が良く、コマンドではフォックスとのことについての相談をされるくらい。
- アマンダ
- スリッピーの恋人。もちろんカエル。「コマンド」の2年前にスリッピーと出会った。チャームポイントは頭の上にある黄色の大きいリボン。また、「コマンド」のマルチエンディングではスターフォックスに入隊したエピソードがあるが、今後もその設定が引き継がれるかは定かではない。
- アッシュ・ボウマン
- コマンドで初登場した猿。スターフォックスに憧れを抱いている。実はアンドルフの孫。
- ヤル・デ・ポン
- アーウィンを製作したスペースダイナミクス社の社長である狸。だが、一部ではヤミで武器の取引をしている腹黒い狸という噂も。64版のトレーニングモードに登場するが、音声は無し。
[編集] スターフォックスメンバーの経歴
- フォックス
- 3歳 母親を亡くす。ライラット系の外れにあるパペトゥーンという惑星に住んでいた。
- 13歳 父親のジェームズマクラウドを亡くす。以降、宇宙アカデミー中退。(スーパーファミコン)
- 18歳 ジェームズマクラウドの仇のためにアンドルフ討伐に向かう(スターフォックス64)
- 22歳 惑星タイタニアでシールズ軍(アンドルフの残党)と戦い、一度目のアンドルフ復活を阻止する(さらば愛しのファルコ)
- 26歳 惑星サウリアでクリスタルと出会い、二度目のアンドルフ復活を阻止する(スターフォックスアドベンチャー)
- 27歳 新たにクリスタルを仲間に迎え、アパロイドを壊滅させる(スターフォックスアサルト)
- ??歳 パイロット職を依然続けるが、徐々に依頼が減りチーム自体、解散状態になりクリスタルとは破局した。(スターフォックス コマンド)
- ファルコ
- 10代 暴走族チーム「フリー・アズ・ア・バード」のリーダを勤める
- 19歳 スターフォックスのエースパイロットとして仲間と共にアンドルフを倒す。(スターフォックス64)
- 23歳 惑星タイタニアでシールズ軍と戦った後、スターフォックスを抜ける。(さらば愛しのファルコ)
- 27歳 サウリアで復活したアンドルフと戦闘中のフォックスを助け再びスターフォックスに戻る。(スターフォックスアドベンチャー)
- 28歳 クリスタルが加わった新生スターフォックスの面々と共にアパロイドを壊滅させる。(スターフォックスアサルト)
- ??歳 再びスターフォックスを抜け昔の仲間と共に自由に空を飛ぶ。(スターフォックスコマンド)
- ペッピー
- 36歳 ピグマ、ジェームズと共にアンドルフを討伐するために惑星ベノムに向かうが、ピグマの裏切りに会い窮地を迎える。しかしその後、命からがら生還する。
- 41歳 ジェームズマクラウドの仇のためにアンドルフ討伐に向かう。道中で新婚旅行先の惑星ゾネスが敵の襲撃で汚染されたことを知りショックを受ける(スターフォックス64)
- 45歳 フォックスと共に惑星タイタニアでの戦いで一度目のアンドルフ復活を阻止する。
それ以降パイロット職を引退する(さらば愛しのファルコ)。
- 49歳 惑星サウリアでアンドルフ二度目の復活を阻止し、フォックスをサポート。(スターフォックスアドベンチャー)
- 50歳 アパロイドとの戦いで巻き込まれたペパー将軍を助けるためにアーウィンで将軍用戦闘機の撃墜をかばう(スターフォックスアサルト)
- ??歳 アドバイザーを辞め、ペパー前将軍の推薦によってコーネリア軍の将軍になる(スターフォックス コマンド)
- スリッピー
- 10代 宇宙アカデミーでフォックスと知り合う
- 18歳 フォックス共にアンドルフ討伐に向かうが道中でタイタニアに不時着したり、自作水潜艦ブルーマリンを戦場に投入したりした(スターフォックス64)
- 22歳 アンドルフの残党シールズ軍の偵察でタイタニアに行くが敵軍に捕まる。(さらば愛しのファルコ)
- 26歳 スターフォックスのパイロット職を辞め、チーム内でエンジニアとしてフォックスをサポートする。(スターフォックスアドベンチャー)
- 27歳 何故か再びパイロット職に就き、仲間と共にアパロイドを壊滅する。(スターフォックスアサルト)
- ??歳 アマンダという恋人が出来る。一時的にチームを抜けるが、その後彼女とめでたく結婚する。(スターフォックス コマンド)
- クリスタル
- 10代 6才の時に孤児になり、魔法使いRandornの養子になる。以降10年間、彼に師事し魔法を学ぶ。(64版Dinosaur Planet)
- 19歳 惑星サウリアでSOSを感じ一人で探索していた所、アンドルフによって危機に陥るがフォックスと出会い助けて貰う。(スターフォックスアドベンチャー)
- 20歳 スターフォックスに入り、共にアパロイドを壊滅させる。(スターフォックスアサルト)
- ??歳 フォックスと将来の約束をしていたが、フォックスと意見が食い違いスターフォックスを抜ける。(スターフォックスコマンド)
[編集] 主要メカ
- アーウィン
- スターフォックスの主力戦闘機で、可変翼を搭載し、大気圏内、宇宙空間問わず飛行できる。G-ディフューザーシステム搭載で高度な機動性能を実現しており、急加減速、宙返り、Uターンなど、あらゆる飛行姿勢がとれる。
- 武装はビームとスマートボムの2種。攻撃用ビームはアイテムでシングル、ツイン、ハイパーと3段階パワーアップできる。発射して数秒経つと大きな爆発をするスマートボムは最大9個搭載可能。
- スペック:全長28sm、全高5.5sm、旋回半径17sm、最高速度マッハ4.2、エンジン形式G-ディフューザーシステム搭載プラズマエンジンNTD-FX壱型(最大出力5000万SPW)
- スターフォックス2では、半戦闘機の二足歩行形態に変形できる設定があった。
- コマンドではペッピーとジェームスだけが使うようになり、レーザー、ツイン。ロック、シングル。ボムは2個まで持つことができる。
- アーウィンⅡ
- クラウドランナー
- コマンドでクリスタルが使っている。プテラノドンの形をしているのはサウリアのクラウド族(アドベンチャーに出てくる)にも見える。
- レーザーはツイン。ロックはシングル。ボムは一個まで持てる。クセが無く扱いやすい。
- スカイクロー
- コマンドでファルコが愛用している戦闘機。翼が長く、まさにファルコに似合った戦闘機
- レーザー、シングル。ロック、マルチ。ボムは一個まで。シールドが少ないのがネック。
- ブルフロッグ
- スリッピーがコマンドで使っているミニな戦闘機。
- レーザーはプラズマでロックはなし。ボムは3つまで。ブーストゲージが少ないのが欠点。
- タッドポール
- コマンドでアマンダが使っているおたまじゃくしの形をした戦闘機。
- レーザーはシングルでロックはマルチ。ボムは一個まで持つことが可能。武装以外はブルフロッグに似た性能。
- スカイパニー
- コマンドでペッピーの娘、ルーシーが使っている戦闘機。ピンクで女の子らしいデザインに作られている。
- レーザーはプラズマで、ロックはシングル。ボムは一個まで。シールドが少ないが扱いやすい。
- ウルフェン
- スターウルフ側の主力戦闘機。形状はアーウィンに似ており、G-ディフューザーシステムも搭載している。
- コマンドではウルフだけが使っていてレーザー、ツイン。ロック、マルチ。ボムは3個まで持つことができる。いかなる場面でも力を発揮する。
- レインボーデルダ
- レオンがコマンドで使っている戦闘機。ウルフェンとは見た目の区別不可能と言ってもよいだろう。
- レーザーなし。ロック、ワイド。ボムは2個まで。ザコ敵集団には無類の強さを発揮する。
- ブラックローズ
- コマンドでパンサーが使っている戦闘機。ウルフェン、レインボーデルタとカラーリングは同じ。
- レーザーはザッパー。ロックなし。ボムは1個まで持てる。ボス戦では頼もしい存在。
[編集] 作中に登場する武器
- ブラスター
スターフォックスのメンバーが白兵戦に使う黒色の光線銃。引き金を引いたら棒状の光線が出るが、作品ごとに威力が違うので殺傷能力があるのか不明。下記の記述は各作品ごとの特徴
- スターフォックス64
イメージCGイラストでフォックスが持っていた。作中では登場しなかったが「バトル」で使えるパイロットの装備はレーザキャノンと言う筒状のバズーカが使用できた
- 大乱闘スマッシュブラザースシリーズ
64版ではフォックスの必殺技として使用できる。威力はアイテムの「レイガン」の約半分。「DX」ではデザインは元に戻ったがフォックスとファルコの銃の構え方や威力は違う。「Dx」での設定は「無反動兵器」。
[編集] ライラット系
スターフォックスが活躍した代表的な恒星系。
- コーネリア(第IV惑星)
- コーネリア軍の本拠地がある惑星で、かつては宇宙平和のリーダー的存在だった。ライラット系内で知的生命体が発祥した星。自然と科学が見事に調和した惑星で、長い平和を謳歌していたが、アンドルフの攻撃を受け、軍が動き出した。
- ベノム(第I惑星)
- アンドルフが永久追放された惑星。かつてはコーネリアに並ぶ優れた環境を持っていたが、アンドルフによって先住民は制圧され、星の環境は完全に破壊され、結果まともな生命活動はおよそ難しい、暗雲が立ちこめ、海は硝酸となり、機械惑星と化した。
- マクベス(第II惑星)
- 分厚い霧に包まれた惑星。そのため生命体が繁殖することはなかったが、反面で様々な物資資源が豊富に眠っている。それを巡り、多くの星が占有権を争っていたが、現在はアンドルフ軍が惑星を丸ごと占領している。
- フォーチュナ(第V惑星)
- 自然に恵まれた星だが、その一方で恐竜が地表を支配、凶暴な古代の生物が姿を変えることなく現存している。アンドルフはそれらの生物を飼育、あるいは改造することで、近代兵器にも勝るパワーを有す凶悪な戦闘兵器に育て上げた。
- タイタニア(第III惑星)
- 禁断の惑星とよばれる星。激しい天変地異に見舞われ、地表全体が穴だらけになってしまった惑星。その特異な地形をアンドルフは基地として利用。武器弾薬を大量に運び込んだ結果、惑星全体が爆弾のようになり、いつ大爆発を起こすかも知れない大変危険な惑星と化した。
[編集] 用語
- G-ディフューザーシステム(G-Diffuser System)
- 重力制御システム。このシステムが搭載されているため、アーウィン及びウルフェンは高い機動性を誇り、急速ターンや加減速、ローリング、宙返りがスムーズに行なえる。F-ZEROマシンにもこの装置が取り付けられている。
[編集] 人気
「64」で高い人気を博して以来安定した人気を保つがその反面昔と質が変わっているせいかファンからの批判の声も増えている。キャラクターに関しては今も昔もかなりの好評価をえており熱狂的な女性ユーザも多い
[編集] 外部リンク
- スターフォックス(スーパーファミコン版)