セントジョヴァイト
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性別 | 牡 |
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毛色 | 黒鹿毛 |
品種 | サラブレッド |
生誕 | 1989年3月11日 |
死没 | - |
父 | Pleasant Colony |
母 | Northern Sunset |
生産 | Virginia Kraft Payson |
生国 | アメリカ |
馬主 | Virginia Kraft Payson |
調教師 | Jim S.Bolger(アイルランド) |
競走成績 | 11戦6勝 |
獲得賞金 | 807,162ポンド 620,000フラン |
セントジョヴァイト(St.Jovite)は、父プレザントコロニー(Pleasant Colony)と母ノーザンサンセット(Northern Sunset)の間に生まれた黒鹿毛のサラブレッド。アイリッシュダービーでは従来のレコードを約3秒縮めて12馬身差の圧勝、キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスでも6馬身差の快勝を見せた。
なお、名前の由来はカナダのケベック州の地名によるが、フランス語読みでは「サンジョヴィート」という。「セントジョヴァイト」は英語読みである。
[編集] 戦績
3歳時は3戦3勝でアイルランドの3歳チャンピオンになり、フランスのグランクリテリウムに出走するが、アラジの前に4着に敗れる。
4歳になり、ダービートライアルステークスを楽勝して、エプソムダービーに臨むも、調教中に軽度の怪我をしたことが原因か、のちのちライバルとなっていくドクターデヴィアスの2馬身差2着に敗れる。続くアイリッシュダービーでは逆にドクターデヴィアスを12馬身突き放す圧勝劇だった。キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスでも1番人気に支持され、見事それに応える6馬身差の快勝だった。
次走のアイリッシュチャンピオンステークスでは直線でドクターデヴィアスと競り合った末に短頭差2着に敗れ、凱旋門賞でもスーボティカの4着に敗れる。その後はアメリカで出走する予定もあったらしいが、屈腱炎を発症し引退、種牡馬入りしている。
[編集] 競走成績
1991年(4戦3勝)
- 1着 - アングルシーステークス(GIII)、アイルランドフューチュリティステークス(GIII)
1992年(7戦3勝)
- 1着 - アイリッシュダービー(GI)、キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークス(GI)、ダービートライアル(GIII)
- 2着 - エプソムダービー(GI)、アイリッシュチャンピオンステークス(GI)
セントジョヴァイトの血統 (リボー系/Nearco5×5=6.25%(母内)) | |||
父
Pleasant Colony 1978 黒鹿毛 |
His Majesty 1968 鹿毛 |
Ribot | Tenerani |
Romanella | |||
Flower Bowl | Alibhai | ||
Flower Bed | |||
Sun Colony 1968 鹿毛 |
Sunrise Flight | Double Jay | |
Misty Morn | |||
Colonia | Cockrullah | ||
Nalga | |||
母
Northern Sunset 1977 鹿毛 |
Northfields 1968 栗毛 |
Northern Dancer | Nearctic |
Natalma | |||
Little Hut | Occupy | ||
Savage Beauty | |||
Moss Greine 1964 鹿毛 |
Ballymoss | Mossborough | |
Indian Call | |||
Blaith Na Greine | Straight Deal | ||
Carpet Slipper F-No.5-h |