ノックスビル (テネシー州)

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ノックスビル（Knoxville）はアメリカ合衆国テネシー州東部、アパラチア山脈の西麓のノックス郡に位置する工業都市である。2000年現在の国勢調査で、この都市は総人口173,890人である。ここはノックス郡の郡庁所在地 ⁶であり、テネシー州の中で3番目に大きな都市である。テネシー大学の本校がある。

[編集] 歴史と産業

1817年～18年には州都が置かれた歴史がある。タバコ、肉牛、木材、石炭、大理石などの集散地として発展したが、今日ではアパラチア山脈水源の水力を利用したアルミニウム製錬工業が盛んな都市として知られる。

アパラチア山脈山麓に点在する工業都市発展の礎となったTVA（テネシー河谷開発公社）の本部がある。また、1982年には万国博覧会（国際エネルギー博覧会）が開催されたことで、全米にその名を知られるようになった。

テネシー大学の本校のある、学園都市でもある。

[編集] 地理

ノックスビル市は北緯35度58分22秒、西経83度56分32秒 (35.972882, -83.942161)¹に位置している。

アメリカ合衆国統計局によると、この都市は総面積254.1 km² (98.1 mi²) である。このうち240.0 km² (92.7 mi²) が陸地で14.1 km² (5.4 mi²) が水地域である。総面積の5.54%は水地域となっている。

アパラチア山脈の麓に位置し、起伏がある。坂の町である。

[編集] 人口動静

2000年現在の国勢調査 ²で、この都市は人口173,890人、76,650世帯、及び40,164家族が暮らしており、グレーター・ノックスビル (大都市) は人口687,249人である。人口密度は724.6/km² (1,876.7/mi²) である。354.1/km² (917.1/mi²) の平均的な密度に84,981軒の住宅が建っている。この都市の人種的な構成は白人79.71%、アフリカン・アメリカン16.20%、ネイティブ・アメリカン0.31%、アジア1.45%、太平洋諸島系0.03%、その他の人種0.72%、及び混血1.57%である。人口の1.58%はヒスパニックまたはラテン系である。

76,650世帯のうち、22.8%が18歳未満の子供と一緒に生活しており、35.3%は夫婦で生活している。13.7%は未婚の女性が世帯主であり、47.6%は結婚していない。38.3%は1人以上の独身の居住者が住んでおり、11.4%は65歳以上で独身である。1世帯の平均人数は2.12人であり、結婚している家庭の場合は、2.84人である。

人口の19.7%が18歳未満で、16.8%が18歳から24歳、29.5%が25歳から44歳、19.6%が45歳から64歳、14.4%が65歳以上である。平均年齢は33歳である。女性100人に対し、90.0人が男性である。18歳以上の女性100人に対し、86.3人が18歳以上の男性である。

この都市の世帯ごとの平均的な収入は27,492 USドルであり、家族ごとの平均的な収入は37,708 USドルである。男性は29,070 USドルに対して女性は22,593 USドルの平均的な収入がある。この都市の一人当たりの収入 (per capita income) は18,171 USドルである。人口の20.8%及び家族の14.4%は貧困線以下である。全人口のうち18歳未満の26.1%及び65歳以上の12.0%は貧困線以下の生活を送っている。