ロビー・キーン
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ロビー・キーン(Robbie Keane、1980年7月8日 - )はアイルランド・ダブリン出身のサッカー選手。ポジションはフォワード。
爆発的なスピードとここ一番の決定力、アイルランド伝統の熱い魂を誇るストライカー。ゴールを決めた後に側転から前転して弓矢を射るポーズが印象的である(近年のゴールパフォーマンスは側転→前転→マシンガンポーズとなっており、弓矢パフォーマンスは見られない)。ディフェンスラインに張り付いてスペースに出されたボールに走り込むというプレイスタイル上、極めてオフサイドが多く、毎試合のようにオフサイドの山を築く。 背番号10を好んでいるようだが、インテル、リーズ時代には7、トットナム移籍当初は22を使用したりもしている。
ちなみに、「キーノ」という愛称はアイルランドの先輩でもあるロイ・キーンと同じだが、血縁関係は全く無い。
1997年にイングランドのクラブ、ウォルバーハンプトンの下部組織でキャリアをスタート。 1998年3月25日の対チェコ戦で、史上最年少記録の17歳でアイルランドA代表デビュー。 1999年にFIFAワールドユース選手権に出場。 2002年日韓W杯では3得点を挙げ、アイルランド代表のベスト16入りに貢献した。特にグループリーグでのドイツ戦ではロスタイムに同点弾を決め決勝トーナメント進出を阻止し(ドイツで「カシマの悲劇」と呼ばれている)、強烈な印象を残した。
2006年には代表引退したケニー・カニンガムから、アイルランド代表の主将を引き継いだ。
- 身長:176cm、体重:72 kg
[編集] エピソード
- 日韓W杯で来日した際、泊まったホテルのロビーでふざけてパスをしているうちに、誤ってシャンデリアを壊してしまったことがある。(大きな破損ではなかったもののキーンは弁償すると謝ったが、支配人は「シャンデリアにサインをしてくだされば結構です」と許している。)尚、現在もキーンのサイン入りシャンデリアは島根県出雲市のそのホテルで見ることができる。
- キーンは試合中よく一人言を言っている。1999年当時マンチェスター・ユナイテッドに所属していたヤープ・スタムは「試合中あんなに喋る奴は見たことがない。しかも一人でだぜ。俺に対して怒っているわけじゃないって理解するまで30分はかかったよ。」と語っている。
[編集] 所属クラブ
- ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(イングランド) 1997-1999
- コベントリー・シティ(イングランド) 1999
- インテル(イタリア) 2000
- リーズ・ユナイテッド(イングランド) 2000-2002
- トットナム(イングランド) 2002-
トッテナム・ホットスパー - 2006-2007 |
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