ワンダと巨像
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ワンダと巨像 | |
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ジャンル | アクションアドベンチャーゲーム |
対応機種 | プレイステーション2 |
開発元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
発売元 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
人数 | 1人 |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 2005年10月18日(米国) 2005年10月27日(日本) 2006年2月17日(欧州) 2006年6月8日(PlayStation 2 the Best版) |
その他 | CEROレーティング(旧)12歳以上対象 CEROレーティング「B」(12歳以上対象) |
『ワンダと巨像』(英名Shadow of the Colossus)は、2005年10月27日に ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたプレイステーション2用ソフト。
目次 |
[編集] 概要・特色
主人公であるワンダを操作し、巨像と呼ばれる敵の弱点を攻撃して倒すゲーム。弱点に辿りつくまでに様々な仕掛けがある。
ゲームを巨像との戦いに特化し、それ以外のものを排除したのが特色。
[編集] 作品解説
この開発チームの前作ICOの評判もあって、
- 平成17年度(第9回)文化庁メディア芸術祭 エンターテインメント部門・ゲーム/遊具/キャラ審査委員会推薦作品
- Game Developers Choice Awards で以下6部門にノミネート: Innovation、Game Design、Character Design、Technology、Visual Arts、Best Game。以下5部門を受賞: Innovation、Character Design、Game Design、Visual Arts、Best Game
などの評価を受けた。
一方で、巨像との戦いに特化したゲームはプレイヤーの嗜好によって評価が左右されたため、万人向けとはいえなかった。また、ストーリー、特にエンディングに関しては、「語り過ぎないのが魅力」「説明不足でキャラクターに感情移入できない」という風に、大きく意見の分かれるところとなった。
[編集] スタッフ
[編集] キャラクター
- ワンダ(Wander)(声優:野島健児)
- 主人公。少女の魂を呼び戻すために古の地にやってきた青年。
- モノ(Mono)(声優:生天目仁美)
- 魂を失った少女。ワンダにとっては特別な存在のようである。
- ドルミン(Dormin)(声優:中多和宏・氷上恭子)
- 姿無き天の声。魂を操る術を持つと言い伝えられている大いなる存在。
- アグロ(Agro)
- ワンダの愛馬。ワンダの足として、共に戦う仲間としてワンダに尽す。
- 巨像(Colossus)
- 人型、獣型、さまざまな姿をしており、陸や湖、空や砂漠の各地に生息している。非常に巨大で体に毛が生えており、青白く光る弱点を持つ。
[編集] 関連商品
- ワンダと巨像 公式攻略&設定本 古えの地綺譚 ISBN 4-7577-2580-9
- ガイドブック
- ワンダと巨像 大地の咆哮 KICA-1379
- オリジナルサウンドトラック
[編集] 関連項目
- 製作チームの旧作
[編集] 外部リンク
公式サイト
その他
- 3Dゲームファンのための『ワンダと巨像』グラフィックス講座(ゲームに用いられている技術解説)