三角点通
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三角点通(さんかくてんどおり)は札幌市道三角街道(さんかくかいどう)の通称として用いられる街道である。街道は札幌市東区にあり、その起点は北13条北郷通から本町、東苗穂を貫く形で北東へと一直線に進み、モエレ沼公園の入り口にあたる豊畑バス停を経て中沼・福移地区に至る通りである。 札幌市営バス雁来線(現北海道中央バス札苗線)が札幌都心大通りから札苗小学校前(のち札苗新町に改称、現東苗穂8条3丁目)まで開業して以来、長くにわたり東苗穂地区と都心をつなぐ事実上唯一の街道であったが、長く2車線でありまた1980年頃までは吹雪くと車両の交通力が落ちることから、市営バスが札苗新町(現東苗穂8条3丁目)や豊畑で折り返し運行されることも決して珍しくなかった。 三角街道の名前の由来はかってモエレ沼南部近くに三角点が設けられ、その三角点と都心を繋ぐ街道の意で命名されたと言われている。 ただ東苗穂地区が新興住宅地の性格が強いため、公で用いられるほど三角点通の呼称はあまり用いられず、「札苗通り」「札苗線通り」などの慣用呼称が使われることが多い。 なお現在、三角点通沿線の地元商店街では「モエレ公園通り」の呼称を用いている模様である。