三身
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基本教義 |
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縁起、四諦、八正道 |
三法印、四法印 |
諸行無常、諸法無我 |
涅槃寂静、一切皆苦 |
人物 |
釈迦、十大弟子、龍樹 |
如来・菩薩 |
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部派・宗派 |
原始仏教、上座部、大乗 |
地域別仏教 |
経典 |
聖地 |
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ウィキポータル |
三身(さんじん、梵:trikaya)は、大乗仏教における、仏の三つのあり方(法身・報身・応身)。仏身の一種。三身説。
次のような対応関係があるとされている。
三身 | 説明 | 仏(如来) | 三法印 |
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法身 (ほっしん) |
宇宙の真理・真如そのもの、仏性。 | 毘盧遮那仏 | 諸行無常 |
報身 (ほうじん) |
仏性のもつ属性、はたらき。あるいは修行して成仏する姿。 | 阿弥陀仏 | 諸法無我 |
応身 (おうじん) |
この世において悟り、人々の前に現れる釈迦の姿。 | 釈迦牟尼仏 | 涅槃静寂 |
三身が具現していることを三身円満という。上座部仏教では、仏は釈迦牟尼仏だけである。
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