三重短期大学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三重短期大学(みえたんきだいがく、英称:Tsu City College)は、三重県津市にある公立短期大学。津市が「三重短期大学の設置及び管理に関する条例」に基づき設置している。地元では、三重短(みえたん)という愛称で知られている。
キャンパスは津市の北部である一身田中野に立地し、最寄駅は江戸橋駅。また、津市の指定避難所ともなっている。キャンパス周辺は田園と住宅地である。
学生の進路に関しては、民間への就職、公務員となるほか、4年制大学への編入学も盛ん。また、子女への教育だけでなく、夜間に通学できる法経科二部を有するなど、社会人への教育や生涯学習にも力を入れている。
津市およびその周辺地域における問題を研究するための、地域問題総合調査研究室もある。
目次 |
[編集] 沿革
- 1952年(昭和27年) 三重短期大学開学。
- 法経科
- Ⅱ部
- 家政科
- 法経科
- 1968年(昭和43年) 現キャンパスに移転する。家政科が専攻分離。
- 食物栄養専攻
- 被服専攻の分離がなされる
- 法経科にⅠ部が設置がされる。
- 1984年(昭和59年) 地域問題総合調査研究室が設置される。
- 1990年(平成2年) 学科名を変更。
- 家政科→生活科学科
- 被服専攻→生活科学専攻
- 家政科→生活科学科
- 1997年(平成9年) 法経科第一部および第二部が法律コースおよび経商コース、行政コースの三コース制に改編される。また、生活科学専攻が生活システムコースおよび居住環境コースの二コース制に改編される。
- 2005年 食物栄養学専攻に栄養教諭二種免許状の課程が新設される。
[編集] 学科・コース・専攻
- 法経科
- 一部
- 法律コース
- 経商コース
- 行政コース
- 二部(夜間)
- 一部
- 生活学科
- 食物栄養学専攻
- 生活科学専攻
- 生活システムコース
- 居住環境コース
- 専攻科
[編集] 取得資格
[編集] キャンパス周辺
[編集] 関連人物
- 鷲田小彌太 元 本学教授、『大学教授になる方法』など、現 札幌大学教授
- 竹添敦子 本学教授、『控室の日々 ― 詩集 (潅木同人詩叢書)』 (1991, 海風社) によって大学の非常勤講師の劣悪な待遇を告発
- 近藤康雄 卒業生 元 津市長
- 森本哲生 卒業生 衆議院議員
- 伊藤忠治 卒業生 元 衆議院議員
- 野名澄代 卒業生 志摩市議会議員 元大王町長 (三重県初女性首長)
- 中村進一 卒業生 三重県議会議員 社民党系
- 海野武司 卒業生 旧安濃町長 津市議会議員
- 黒川和義 卒業生 旧美里村長
- 村田彰久 卒業生 津市議会議員 自民党平田耕一衆議院議員元秘書
- 田中勝博 卒業生 津市議会議員 仏教大学編入学卒
- 別所かんじ 卒業生 元津市議会議員
- 田中守 卒業生 元津市議会議員
- 大杉吉包 卒業生 鈴鹿市議会議員
- 野呂泰治 卒業生 民主党四日市市議会議員 三期鉄道元社員 愛知大学編入学卒業
[編集] 書物・刊行物
- 三重法経 三重短期大学法経学会
- 紀要 三重短期大学生活科学研究会
- 地研通信 地域問題総合調査研究室
- 地研年報 地域問題総合調査研究室
- 開学50周年記念誌