世界真光文明教団
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世界真光文明教団(せかいまひかりぶんめいきょうだん)は、かつて世界救世教の信者だった(世界救世教は「確認が取れないのでコメント出来ない」と発言しているが、世界救世教の刊行物「岡田茂吉全集」著述篇第五巻付録8頁19行~9頁7行に、同氏が教団の布教師であったことが明記されている。)と言われている岡田良一(光玉)が教祖 (初代教え主) となって設立した新宗教教団である。 1974年に光玉が亡くなった後、後継者争いを経て関口榮が二代目となり、現在はその息子の関口勝利が三代目を継承している。 現在の本部は静岡県伊豆市である。現在、本殿が建立されてから20年が経つため立教50周年大祭に向けて主座20周年修宮を行う計画が出された。
信仰の対象
御親元主真光大御神(みおやもとすまひかりおほかみ)
伊都能売大国魂大国主之大御神(いずのめおおくにたまおおくにぬしのおほかみ)
また、世界真光文明教団では、信仰ではなく、神向と記している。
活動の目的
真光の業(手かざし)と教えの実践に励み、神組み手が病・貧・争・災より解放され、健(無病化)・和(無対立)・富(脱貧)を実現する事によって地上天国文明を建設する。(この教義と活動から崇教真光と共に「手かざし教」と揶揄される)
現在、「スピリチュアルボランティア」という活動を展開して、魂の救済を行なっている。 また、2004年8月1日に挙行された、立教45周年大祭で「人類歴史の夜明け・宗教ルネッサンス」を目指し、 また、200年後の世界宗教の実現に向けて、新たな歩みを始めた。2006年8月6日に挙行された立教47周年大祭では、3年後の立教50周年大祭に向けて千日行を開始した。また、地上天国のアイ言葉として、許し合い・助け合い・愛し合いをスローガンとした…。2004年の3月・6月には、恢弘千名を実施し千名以上の研修会を成功させた。そして、2005年9月には、三代教え主様の誕生日を記念して恢弘千名を行った。また、2006年3月・6月・9月にはミロク必達月として、SV500を目標に行った。
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- 上之郷利昭 「陸軍中佐岡田良一を襲った 『真光』 の啓示」 『教祖誕生』 ISBN 4103670010 ISBN 4061857398
- 「宗教情報」編集部 「関口榮―世界真光文明教団教え主」 『宗に生きる―現代日本の宗教者たち』 (インタヴュー) ISBN 4790210316
- 早川和廣 「分裂好きな関口栄・世界真光文明教団と岡田聖珠・崇教真光」 『新興宗教教祖のウラの裏がわかる本』 ISBN 4893740210
[編集] 外部リンク
- 世界真光文明教団公式サイト
- Sekai Mahikari Bunmei Kyodan-U.S.A.(世界真光文明教団米国法人公式サイト)
- 財團法人真光教團台灣總會基金會(世界真光文明教団台湾法人公式サイト)
- 新聞記事から
だが、現在世界真光文明教団は、ビジネスのための宗教になってしまい、霊的指導は一切行われておらず、数々のトラブルを抱える。 そのビジネスは、本来、必要がないと言っていたお墓作りで、信者にお墓を購入させており、ス座ご奉納は義務化され、ホテルコースと言う、幹部のためのコースを作り、破格の安値で幹部を雇い、一般客からは、一流ホテル並みの料金を取っている。そして、その利潤は関口一族の銀行口座に、入金され、まさにやりたい放題である。