京王1500系電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
京王1500系電車は京王帝都電鉄井の頭線で使用されていた電車である。
目次 |
[編集] 基本データ
- 形式:デハ1500
- 製造初年度:1936年
- 製造所:日本鉄道自動車
[編集] 概要
1936年、帝都電鉄500系として日本鉄道自動車にて2両(501・502号車)製造された。のち、帝都電鉄が小田原急行電鉄(現在の、小田急電鉄)と合併し、その後太平洋戦争(第2次世界大戦)に伴い、発令された陸上交通事業調整法によって東京急行電鉄(大東急)に合併され、帝都電鉄1500系1501・1502号車と改番された。しかし、1500系1501号車は太平洋戦争にて被災し日本鉄道自動車にて工事が行われ、1461号車と改番された。変わって、1500系1502号車は1400系1458号車と東急(大東急)小田原線に転属し、1502号車はその後、1551号車と改番された。 また、1948年に京王帝都電鉄が発足し、1500系1501号車のみ京王帝都所属となった。その後、1500系1501号車は改番され、1560系1561号車と改番し、1500系は消滅した。
[編集] 外見
- 16m車
- ライトグリーンに塗装されていた。
[編集] 側面
- 片開き3扉。(製造当初は片開き2扉)
[編集] 歴史
- 1936年:帝都電鉄500系として日本鉄道自動車にて2両製造される。
- 1940年5月1日:帝都電鉄が小田原急行電鉄(現、小田急電鉄)と合併し、小田原急行電鉄500系となる。
- 1941年5月1日:小田急電鉄が東京急行電鉄(大東急)に合併され、東京急行電鉄(大東急)1500系に改番される。
- 1948年6月1日:東京急行電鉄(大東急)から京王帝都電鉄が分離独立し、京王帝都1500系となる。但し、1両(1501号車)のみ。
- XXXX年XX月XX日:1500系1501号車が、改番され、1560系1561号車となり、1500系消滅。
京王電鉄(京王帝都電鉄)の電車 |
---|
現用車両 |
京王線系統:9000系・8000系・7000系・6000系 |
井の頭線系統:1000系II・3000系 |
過去の車両 |
京王線系統:5000系・2010系・2000系II・2700系・2600系・1710系 京王電軌・玉南引継車:2502形・2501形・2500形・2400形・2300形・2200形・2150形・2125形・2110形・2000形I・220系 |
井の頭線系統:1000系I・1900系・1800系・1760系・1700系・1660系・1560系・1500系・1400系・1300系・1250系・1200系 |