千葉紗子
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千葉 紗子(ちば さえこ、1977年8月26日 - )は、声優。スペースクラフトプロデュース所属。東京都出身(生まれは青森県八戸市)。血液型A型。乙女座。
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[編集] 概要
[編集] 人物
- かなりのイヌ好き。
- 特技は「ルービックキューブ、フルート演奏」など。
- 趣味は「一人ファッションショー」。
- 南青山少女歌劇団にて、芸能活動を始めるにあたり、高校2年時に私立の女子校から、都立代々木高等学校(昼夜三部制・2004年廃校)に編入(代々木高校在籍時のエピソードとして、当時の同校校長・星野佳正のエッセイ『くずかごの中の詩―都立代々木高校のある青春』の作中、修学旅行のエピソードに登場する少女は、千葉である)。
- 千葉のイベントでは、挨拶として「にょきすく~(≧▽≦)ノ♪」が、比較的よく使用される。これは元々、オフィシャルサイトの掲示板の挨拶。「掲示板をにょきにょきすくすく育てて(盛り上げて)下さいね」という意味が込められている。今では挨拶として定着している。
- ラジオなどで、冷めた話し方をするが、冷たく接しているわけではなく、芸風の一種である。その一方で、泣き上戸であり、笑い上戸。何しろ、最初は相手がどういう人か探る為に、猫を被ると言っている。大雑把な性格と見られるが、メモ魔を自称しており、案外筆まめな一面もある。これは、かなりの長文で更新されるブログなどからも伺える。
- 仲の良い声優として、野川さくら・田中理恵・新谷良子・南里侑香・川澄綾子・折笠富美子・能登麻美子・生天目仁美・菊地美香などがいる。
- ファンクラブ「S.C.CLUB はぴごららんど」が、2006年末に閉会される。
- 浅野真澄とは同い年で誕生日が1日違いである。
- 長年延ばしていた髪を2005年の春にばっさり切り落とし、ショートヘアになったが現在も継続している。
[編集] 芸歴
- ~1993年:「宝塚歌劇団」を目指して川路真瑳バレエスタジオに通い、場慣れの意味も込めて中学3年時に「宝塚音楽学校」を受験するも不合格。
- 1994年:「南青山少女歌劇団」4期生として入団。同歌劇団『聖歌物語』では主役に抜擢されるなど多数の舞台に出演。
- 1996年:ゲーム『おまかせ!退魔業(セイバーズ)』では、広橋佳以(かい)・飯田未(ひでみ)とユニット「FEEL」として実写ムービーで出演・主題歌『男なら』でCDデビューを果たしたが、年齢の規定により卒団。
- 1998年4月~5月:ミュージカル『サクラ大戦~花咲く乙女~』の主役・野々村春香役に抜擢。この縁で、ゲーム『北へ。~White Illumination~』のヒロイン春野琴梨役を演じ、声優デビューを果たした。この時点では、「声優より舞台をやりたい!」という強い願望があった事が当時のインタビューから窺える。
- 1998年10月~1999年3月:アニメ『彼氏彼女の事情』の佐倉椿役として、初出演することになったが、声優としての訓練を受けていなかったため、野田順子からアフレコにおけるノウハウを教わった。
- 1999年2月27日:シングル『恋の奇跡』にて、歌手デビューを果たす。
- 2001年3月~2002年2月:アニメ『Dr.リンにきいてみて!』の神崎明鈴役で、初主役を演じた。
- 2001年8月26日:ファンクラブ「S.C.CLUB はぴごららんど」設立。
- 2003年:シングル『ひかり』で、劇団在籍時から関係が深く、念願でもあった「梶浦由記」にプロデュースされることになる。
- 2003年秋~:デュオ「tiaraway」として、劇団の後輩「南里侑香」と活動(2005年3月6日解散)。
- 2005年10月:ライブ・イベント・ラジオなどのメディア出演と、多岐にわたっていた活動範囲を縮小。声優を本業として活動する事がファンクラブ会報を通じて公表された。
- 2006年3月:2005年の日記を纏めたブログ本『Happydays』(はっぴーでいず)出版
- 2006年12月31日:ファンクラブ「S.C.CLUB はぴごららんど」解散予定。
[編集] 歌手として
CDデビューはユニット・FEELの『男なら』(1996年)だが、ソロデビューは1999年に発表された『恋の奇跡』。 ランティスとの契約後は、南青山少女歌劇団在団時から関係が深く、千葉の念願でもあった梶浦由記プロデュースによる自己名義のCD作品も発表。『ひかり』以降のシングルでは、『Winter Story』を除いて千葉自身の出演するアニメのEDとして使用されている。また、2003年秋からは志倉千代丸プロデュースによるデュオ「tiaraway」として、南青山少女歌劇団の後輩・南里侑香とともに活動した(2005年3月6日解散)。 女性としてはやや低めの声の持ち主ながらも、女性ならではの、包み込むような感のある、自他ともにそう表現する「しっとり」とした歌を得意とする。 2005年10月、ライブ、イベント及びラジオ等のメディア出演と多岐にわたっていた活動範囲を縮小し、声優業を本業として活動する事がファンクラブ会報を通じて公表された。2004年6月発売の2ndアルバム『everything』以降、ランティスからのソロCDリリースを休止していたり、それまで余り関わりの無かった制作会社の作品にも積極的に出演するなど(ジェネオンエンタテインメント製作の『撲殺天使ドクロちゃん』や『苺ましまろ』など)、正式発表前から既にその意志を固めていたものと見られる。
[編集] 交友関係
- 『天使のしっぽ』がきっかけで、野川さくらと田中理恵とも仲を深めている事で知られる。一時は野川と新谷良子を合わせ、「ランティス三人娘」と並び称された(事実上ランティス所属から離れた現在においても公私ともに親しい間柄にあるようだ)。「舞-乙HiME」では初めてこれら四者が揃って共演し、また『野川さくらのマシュマロ♪たいむ』の2006年2月28日放送分(文化放送の場合)で、野川への誕生日祝いメッセージが千葉・新谷・田中から送られた。
- 南青山少女歌劇団の後輩の南里侑香と仲が良く、それがきっかけでtiaraway結成に至った。
- 最近では苺ましまろで共演した川澄綾子・折笠富美子・能登麻美子・生天目仁美とも親交を深め、『ましまろ会』という親睦会を結成するに至る。
- なお、桃井はることは代々木高校での同期にあたるが、当時の桃井から見た千葉からは「芸能人のオーラが出ていた」という(TBS『ラジオ・アニメどんぶり』出演時の話による)。千葉は桃井のことを学園祭の時に一人でカラオケを歌い続ける変わった人だと思っていた。
[編集] 『びん・かんドクロちゃんねる』などにおけるエピソード
- 千葉が出演する『撲殺天使ドクロちゃん』の原作者でライトノベル作家・おかゆまさきがファンであることを公言している。『撲殺天使ドクロちゃん』のインターネットラジオである『びん・かんドクロちゃんねる』では、原作者のおかゆのキャラクターによる為か、今まであまり見られなかった千葉紗子の"男まさりな"一面が見られるようになった。
- おかゆを番組内で「嫌いになっちゃうね」「もう会いたくないね」などとボロくそに叩き、その恐れの無さがファン以外にも好評を博した。ちなみに、おかゆ本人は千葉の発言にへこみ、番組内で「このラジオのせいで作品を描くのに影響がぁああ!!」と訴えるも素っ気無く返される。
- UPLIFTを中心とするおかゆを騙すコーナーで、中心的役割を果たす。
- リスナーからの「黒船来航は西暦何年?」と言うお便りに「西暦って何?」「800年ぐらい?」と壮絶な返事をして名言となった。
- 『撲殺天使ドクロちゃん』のDVDおまけ映像で、おかゆと一緒にお料理をして家庭的一面を見せる。本人曰く「家庭的ですよ」。この発言が家庭的だと自称する女性マネージャーの魂に火をつけ、パーソナリティ対マネージャーの戦いを見せる。
[編集] ファンクラブについて
- 「S.C.CLUB はぴごららんど」と称して2001年8月26日(誕生日)を以て発足。この名称(はぴごら)の由来は、自身のオフィシャルWebサイト「Happy Go Lucky」からである。2005年10月、声優活動に専念するためとの理由で翌2006年末での閉会が発表されると同時に、新規入会受付についても中止された。
[編集] 出演作品
[編集] テレビアニメ
1998年
- 彼氏彼女の事情(佐倉椿)
1999年
- ブギーポップは笑わない Boogiepop phantom(笹岡陽子)
2000年
- Sci-Fi HARRY(エリオット)
2001年
- おとぎストーリー 天使のしっぽ(キツネのアカネ)
- 砂漠の海賊!キャプテンクッパ(すいか)
- Dr.リンにきいてみて!(神崎明鈴)
2002年
- キ・ファイターテラン(ティプル)
- デュエルマスターズ(真中紗雪)
- ヒートガイJ(キョウコ・ミルシャン)
- プラトニックチェーン(田中ひとみ)
- 円盤皇女ワるきゅーレ(七村秋菜)
2003年
- ウルトラマニアック(織原麻耶(マヤ・オルフェリア))
- 天使のしっぽChu!(キツネのアカネ)
- クロノクルセイド(アズマリア・ヘンドリック)
- デュエルマスターズ・チャージ(真中紗雪)
- 成恵の世界(八木はじめ)
- 円盤皇女ワるきゅーレ 十二月の夜想曲(七村秋菜)
2004年
- 愛してるぜベイベ★★(久保田あゆみ)
- くじびきアンバランス(律子・キューベル・ケッテンクラート)
- W~ウィッシュ~(鳳つばさ)
- 超重神グラヴィオンZwei(フェイ・シンルー)
- テニスの王子様(伊集院クルミ)
- とっとこハム太郎 はむはむぱらだいちゅ!(ラピスちゃん)
- 舞-HiME(玖我なつき)
- MADLAX(キアラ)
- ロックマンエグゼStream(ジャスミン)
2005年
- 苺ましまろ(伊藤千佳)
- ガン×ソード(プリシラ)
- ガンパレード・オーケストラ(菅原乃恵留)
- 極上生徒会(カレン斎藤)
- 地獄少女(村井優子)
- ツバサ・クロニクル(織葉)
- ノエイン もうひとりの君へ(長谷部アイ)
- ピーチガール(安達もも)
- BUZZER BEATER(クレア)
- 舞-乙HiME(ナツキ・クルーガー)
- ロックマンエグゼBEAST(ジャスミン)
2006年
- 怪~ayakashi~ 天守物語(お静)
- 銀色のオリンシス(マリカ)
- コードギアス 反逆のルルーシュ(ニーナ)
- スパイダーライダーズ ~オラクルの勇者たち~(コロナ)
- GEKIFU戦記 妖逆門 -REVERSE GATE OF THE SPECTOR-(かがり)
- 護くんに女神の祝福を!(藤田美月)
- RAY THE ANIMATION(武川杏奈)
[編集] OVA
- 蒼い海のトリスティア(パナビア・トーネイド)
- イリヤの空、UFOの夏(須藤晶穂)
- 王ドロボウJING In Seventh Heaven(ベネディクティン)
- 鴉-KARAS- (鷺坂よしこ)
- 鬼公子炎魔(雪鬼姫)
- こすぷれCOMPLEX(今井まりあ)
- ストライクウィッチーズ(坂本美緒)
- 大魔法峠(ゲソ美)
- とっとこハム太郎OVA第4弾 ハムちゃんずとめざせ!ハムハム金メダル~はしれ!はしれ!だいさくせん!~(ラピスちゃん)
- .hack//Liminality(相原有紀)
- 撲殺天使ドクロちゃん(三塚井ドクロ)
[編集] 劇場版アニメ
[編集] ゲーム
- 蒼い空のネオスフィア どきどきアドベンチャー EffectiveE(パナビア・トーネイド)
- おまかせ!退魔業(如月若羽)
- 苺ましまろ(伊藤千佳)
- おとぎストーリー 天使のしっぽ(キツネのアカネ)
- ガンパレード・オーケストラ(菅原乃恵留)
- 北へ。~White Illumination~(春野琴梨)
- 北へ。~Photo Memories~(春野琴梨)
- グランディアIII(ウナマ)
- ゲームになったよ!ドクロちゃん~健康診断大作戦~(三塚井ドクロ)
- 少女義経伝・弐~刻を超える契り~(佐藤楓)
- ショコラ(秋島香奈子)
- W~ウィッシュ~(鳳つばさ)
- てんたま2wins(雪村明日香)
- パルフェ -ショコラ second style-(杉澤恵麻)
- 舞-HiME~運命の系統樹~(玖我なつき)
- 舞-HiME~運命の系統樹~修羅(玖我なつき)
- 舞-HiME~爆裂!風華学園激闘史?!(玖我なつき)
- Memories Off 2nd(寿々奈鷹乃)
- Memories Off After Rain Vol.2(寿々奈鷹乃)
- Monochrome-モノクローム-(椿梨沙)
[編集] ドラマCD
- 初恋姉妹(榛菜)
[編集] ラジオ
- 北へ。White Illumination(文化放送:1998年~1999年)
- ラジオ・アニメどんぶり(TBSラジオ:1998年10月~2004年3月/アシスタント)
- 千葉紗子のまったり☆ぱんち(ラジオ関西→インターネットラジオ:2001年10月~2003年)
- くまちゃんのIDOL@GOGO!(FM SETAGAYA:2001年~2002年/マンスリーゲスト)
- 天使のしっぽ ホームパーティー(ラジオ大阪:2001年10月~2002年3月)
- ゆる蔵、うれしいね。(ラジオ大阪:2002年~2004年/アシスタント)
- さくらと紗子の着替えるラジオ(ラジオ大阪:2002年4月~2002年6月)
- 千葉紗子のおうちに帰ろう(BSQR489:2003年1月~3月)
- ちばさえのおしえてチョーナイ!(SKY PerfecTV!:2003年1月~2003年12月)
- RADIOアニメロミックス(文化放送:2003年4月~2004年3月)
- tiaraway色々ベリーnight(東海ラジオ:2003年10月~2004年9月)
- 舞-HiMEラジオ 風華学園放送部(ラジオ大阪:2004年4月~2005年3月)
- 千葉紗子・西村ちなみの円盤皇女ワるきゅーレ アキドラジオ(TE-A room:2004年10月13日~2005年10月26日)
- 千葉紗子のびん・かんドクロちゃんねる(TE-A room:2005年1月25日~9月27日)
- にじちぅ?にCHU☆(文化放送:2006年1月~2006年3月/「A&G 超RADIO SHOW~アニスパ!~」箱番組)
- 千葉紗子の地獄探偵局(ランティスウェブラジオ:2006年5月~)
- にじちぅ?ぱれ~ど♪(ラジオ大阪:2006年10月~)
[編集] 実写
- 右向け左!自衛隊へ行こう
- EAT&RUN(田中紗子)
[編集] 吹き替え
- サウンドオブカラー 地下鉄の恋(ドン・ジェ)
[編集] 舞台
- ミュージカル「放課後のトワイライト・シュート」(オリーブ)
- ミュージカル「憑いてますか」
- ミュージカル「マーガレット戦争」
- HEART ROCK MUSICAL「聖歌物語」(イチモト)
- ミュージカル「Funk-a-Step」
- ミュージカル「ROCK TO THE FUTURE」(ローラ)
- ミュージカル「サクラ大戦 ~花咲く乙女~」(野々村春香)
[編集] 書籍
- Happy days(幻冬舎)
[編集] 歌手活動
[編集] シングル
- 恋の奇跡
- Carry On Everyday
- c/w ただいま。
- 1999年11月20日/SVWD-9015/SMEビジュアルワークス
- ゲーム「アランドラ2~魔進化の謎~」テーマソング
- トゥインクル☆スター
- c/w ミラクルパワー
- 2001年4月25日/NEDA-10018/インターチャネル
- アニメ「Cosmic Baton Girl コメットさん☆」エンディング主題歌
- ひかり
- アイスクリイム
- c/w 始まりの景色
- 2003年5月21日/LACM-4096/ランティス
- アニメ「成恵の世界」エンディング主題歌
- Winter Story
- c/w snow
- 2003年11月27日/LACM-4111/ランティス
- さよならソリティア
[編集] アルバム
- melody
- 2003年3月26日/LACA-5160/ランティス
- Beginning/Moonlight Starlight/カステラ/Carry me/トキメキ/愛してる/日曜日のクレー/ほし/ひかり/世界の果て/Melody/いつもここに/恋の奇跡
- everything
- 2004年6月23日/LACA-5290/ランティス
- overture/My Green Park/アイスクリイム/here we stand in the morning dew/(We are so)together/ダイヤの原石/雨のヴィオロン/ひとりでも、ふたりなら/Take me/Rosemary Story/星が解けて/my song/さよならソリティア/Wednesday morning
[編集] ユニット
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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