周防内侍
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周防内侍(すおうのないし、長暦元年(1037年)頃? - 天仁2年(1109年)頃?)は、平安時代後期の女流歌人。父は周防守平棟仲。母は源正職(みなもとのまさもと)。本名は平仲子(たいらのちゅうし)。
後冷泉天皇・後三条天皇・白河天皇・堀河天皇の4朝に仕えた。1108年(天仁元年)以後、病のため出家し、1111年(天永2年)までの間に没したようである。歌合には度々参加しており、公家・殿上人との贈答歌も残されておる。
「後拾遺和歌集」以下の勅撰和歌集に入集。家集には「周防内侍集」がある。
- 小倉百人一首
- 67番 春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ(「千載和歌集」雑上961)