大岸駅
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大岸駅(おおきしえき)は、北海道虻田郡(胆振支庁)豊浦町字大岸にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線の駅である。
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[編集] 駅構造
単式ホーム・島式ホーム混合2面3線のうち島式ホームの駅舎側の片線を撤去した2面2線の構造を持つ地上駅である。ホームとホームの連絡は構内踏み切りで行う。
当駅は無人駅であり駅員はいない。駅舎は簡易なもので比較的新しい。
[編集] 駅周辺
この駅はとても海岸に近くその海岸には海水浴場やキャンプ場などがある。駅から東に進むと小鉾岸川の河口がある。
- 豊浦町立大岸中学校
- 大岸郵便局
- 伊達警察署大岸駐在所
- 豊浦町立大岸小学校
- 豊浦町立大岸小学校鉱山分校
- ぺタヌ山(標高641メートル)
- 礼文華海岸
- 礼文華峠
- 国道37号線
- 道央自動車道 - 豊浦インターチェンジ
[編集] 歴史
当駅は昭和3年9月10日、長輪線の静狩駅から伊達紋別駅までの開通で現在の室蘭本線が全通するのと同時に新しく開業した区間に開業した。同日には附近の礼文駅・豊泉信号場・豊浦駅・洞爺駅・有珠駅・長和駅などが開業している。
このあたりは元来アイヌ語でオプケウシペッ(槍の柄を削るところの意という)と呼ばれていたため駅名は開業時「小鉾岸」(おふけし)とされたが、1935年(昭和10年)、音は似ているが漢字が簡単な「大岸」に改称された。
- 1928年(昭和3年)9月10日 - 小鉾岸駅(おふけしえき)として開業。
- 1931年(昭和6年)4月1日 - 長万部駅から岩見沢駅・東輪西駅(現在の東室蘭駅)から室蘭駅があわせて室蘭本線とされる。
- 1935年(昭和10年)4月1日 - 大岸駅(おおきしえき)に改称。豊浦駅と同日である。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄の分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)の駅となる。
[編集] 隣の駅
1968年5月15日まで豊浦駅との間に豊泉駅が、単線時代の旧室蘭本線(長輪線)に有った。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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