文屋康秀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
文学 |
ポータル |
各国の文学 記事総覧 |
出版社・文芸雑誌 文学賞 |
作家 |
詩人・小説家 その他作家 |
文屋 康秀(ふんや の やすひで、生年不詳 - 仁和元年(885年)?)は、平安時代前期の歌人で、六歌仙・三十六歌仙の一人。
文屋宗于の子。子に文屋朝康がいる。官人としては卑官に終始した。
「古今集」仮名序では、「詞はたくみにて、そのさま身におはず、いはば商人のよき衣着たらんがごとし」と評される。「古今集」に5首、「後撰集」に1首入集するが、「古今集」の2首は子の朝康の作ともいわれる。小野小町と親密だったとされ、三河国に赴任する際に小野小町を誘ったと言われている。
[編集] 代表作
- 吹くからに秋の草木のしをるれば むべ山風を嵐といふらむ
- 春の日の光にあたる我なれど 頭の雪となるぞわびしき