日本広告審査機構
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社団法人日本広告審査機構(にほんこうこくしんさきこう、Japan Advertisement Review Organization、JARO)は、広告のウソ、誇大、わかりにくいなどの苦情を受け付け、審査する機関である。 公正取引委員会の様に法的措置を取るのではなく、制作者に注意を呼びかける。 JAROをもじったテレビCMでよく知られている。 なお、法的な処置は取れないためそのような時は公正取引委員会が好ましい。
事務局は東京(東日本地区)、大阪(西日本地区)の2カ所に所在するが、名古屋(中京地区)、札幌(北海道地区)にもその地域専用の電話を設置している。
公共広告機構(AC)同様、CMのスポンサー企業が広告を自粛した際にJAROのCMが代わりに放送されることが多く、震災、天皇崩御、テロの際には頻繁にCMを目にする。ACやBPOのCMはNHKでも放送されることがあるが、JAROのCMはNHKで民間の広告放送がないため、放送されていない。
年に約9,000件の苦情が寄せられ、広告主に改善を求める。ただし裁判中の広告は取り扱えない。
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[編集] 歴代CMキャラクター
[編集] 現在
- 林家木久蔵(2005年11月~)
[編集] 以前
- 北野大(1996年)
- 大林宣彦(1996年)
- 大宅映子(1996年)
- 上沼恵美子(1997年)
- 大沢啓二(1997年)
- 岸田今日子(1998年)
- 神木隆之介(ナレーションのみ2003年~2005年10月)アリ3匹のアニメーションCMが流れていた。