日産・キューブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この項目を作成された方へ: 項目はまだ削除されていません。どうか怒らないでください。その代わり、議論に参加し、この項目が削除の方針に該当する編集かどうか検討してください。
キューブ(CUBE)は、日産自動車で製造・発売している乗用車。
目次 |
[編集] スタイル・機構
その名の通り、スペース重視のコンセプトを持った車だが、一般的なミニバンよりもボンネットが際立つユニークなスタイリング。日産の事実上の親会社で、アライアンス関係を結んでいるルノーと共同開発したプラットフォームを使用している(マーチやルノー・モデュスと共用)。
現行Z11型は窓の数、ピラーの位置など、ボディシェルが左右非対称に作られているのが大きな特徴。
[編集] 歴史
[編集] 初代(Z10型 1998-2002年)
1998年2月 Z10型発売。キャッチコピーは、「アソブ、ハコブ、キューブ誕生。」。CMキャラクターには、俳優の河相我聞とキャスターの草野仁が起用された。
1998年10月 1月の生産開始から約10ヶ月で生産累計台数が10万台を突破。
1999年4月 オーテックジャパンの手による特別仕様車「プレミアム」を設定。
1999年11月 マイナーチェンジ。搭載ミッションのうち、NCVTがハイパーCVTに変わる。4WDが追加されたほか、搭載エンジンがCGA3DE型1348ccに変更された。「ライダー」、「プレミアム」も同様に変更。
2000年9月 マイナーチェンジ。内外装を一部変更したほか、4人乗りから5人乗りとなる。オーテックジャパンの手による丸型ヘッドランプが特徴の特別仕様車「スクエア」を設定。
2001年5月 出力を74kW(101PS)に向上したCGA3DE型を搭載する「αシリーズ」追加。
[編集] 2代目(Z11型 2002年-)
2002年10月8日 Z11型にモデルチェンジ。エンジンはマーチと同じCR14DE型・1400cc(98ps)のみ。テールランプは従来の縦型からリアバンパー内蔵の横型となり、角をイメージした個性的なデザインが話題を呼び、マーチに続き、大ヒット車になった。キャッチコピーは、「Cube.My room.」。
トランスミッションは6速マニュアルモード付きCVT「エクストロニックCVT-M6」または電子制御4速オートマチック「E-ATx」。CVT車で、マニュアルモードにした場合はステアリングのスイッチで変速する。背面は非対称、ガソリン口は右にある。4WD車はプロペラシャフト、トランスファが不要な「e・4WD」システムを搭載。
2003年9月 派生車種として、3列シート7人乗りのキューブキュービックが登場。
2003年12月 オーテックジャパンの手によるSUVテイストを持たせた特別仕様車「トラビス」を設定。
2004年5月 英国コンラン&パートナーズ社とのコラボレーションで7月末までの期間限定車「キューブ プラス コンラン」(生産計画台数1,000台)、および特別仕様車「SX Limited」「EX Limited」を発売。「キューブ プラス コンラン」は発売後2週間で生産計画台数に到達し、5月末で注文を締め切った。
2004年8月 「Agiactive(アジャクティブ)」を追加。
2005年5月 マイナーチェンジ。CR14DEに加えて、ティーダやノートに搭載されているHR15DEエンジン搭載モデルを追加され、フロントグリルの穴は正方形からひし形に変更された。 CR14DE搭載車はミッションがE-ATxのみとなり、CVTはHR15DE搭載車に設定される。なお、今回の変更に伴いCVTの6速マニュアルモードは落とされた。また、1400cc、1500ccともに平成17年度排出ガス規制75%低減レベル(SU-LEV)認定を受ける。シフトコンセプトは、「SHIFT_ originality オリジナリティをシフトする。」
2006年6月 マイナーチェンジ版キューブ、キューブキュービック登場に伴い「キューブ プラス コンラン」を受注生産予約を開始。注文台数に上限はないが9月30日までで予約締め切り。