林郁夫
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林 郁夫(はやし いくお、1947年1月23日 - )は、オウム真理教の元幹部で治療省大臣。地下鉄サリン事件の実行犯。信者としての名前(ホーリーネーム)は、「クリシュナナンダ」。
[編集] 概要
1947年、品川の開業医の家に生まれた。慶應義塾中等部から慶應義塾高等学校を経て慶應義塾大学医学部卒業後、アメリカに留学、帰国後茨城県東海村の病院に勤める。
1989年オウム真理教に入信、1990年5月に出家信者となる。師長になり、東京都中野区にあった教団付属医院の院長に就任。1994年には治療省大臣となる。
1995年、地下鉄サリン事件の実行犯として千代田線にサリンを撒布し2人を殺害、231人に重軽傷を負わせた。
死刑は免れないと思われたが、逮捕後の捜査に協力的な点、サリン散布の実行犯であることを捜査側が関知していない段階で自ら告白した点、罪の呵責に喘いでいる点などを考慮し、検察は林の全面自供により地下鉄サリン事件の全容が明らかになったことが自首に匹敵するとの判断を下し、死刑ではなく無期懲役を求刑した。
その結果、1998年東京地裁で無期懲役の判決。一審で確定し、府中刑務所に現在服役中。
[編集] 著書
- 『オウムと私』文藝春秋(1998年)
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事件 : | 坂本堤弁護士一家殺害事件 | 松本サリン事件 | 目黒公証人役場事務長拉致監禁致死事件 | 地下鉄サリン事件 | シガチョフ事件 | TBSビデオ問題 |
関連項目 | |
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