煙突ミサイル
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煙突ミサイル(えんとつミサイル)はアニメ、宇宙戦艦ヤマトシリーズに登場した架空の兵器の名称。
艦橋部後方の、史実の戦艦大和では煙突であった部分(ヤマトでは煙突としての機能はないと思われる)に、 上方に向けたミサイル発射管(というよりむしろミサイルランチャー)を8門設置したもの。
戦艦と戦うことを前提に建造され何より海上を航行する船舶である戦艦大和に類似した形状のため、前後左右に比べて上下方向への兵器の少ないヤマトにとっては、上方への攻撃を行える貴重な兵器である。パート1での使用例は少なく、ガミラス冥王星基地攻略戦で反射衛星砲破壊工作の陽動のために弾道ミサイルとして使用され戦略核並みの破壊力を見せ付けた他は、ガミラス本星決戦で頭上から降り注ぐ大型ミサイルの迎撃に使用されたのみである。
暗黒星団帝国の護衛艦隊、ガルマン・ガミラス帝国のダゴン艦隊やスカラゲック海峡星団でのボラー連邦本国艦隊を殲滅するなどかなりの戦果を挙げている兵器でもある。