白糸の滝
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白糸の滝(しらいとのたき)は、白糸・絹糸を垂らした外観からその名を持つ滝である。
日本全国各地に同名の滝、あるいは「白滝」と呼ばれる滝が存在する。
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[編集] 静岡県の白糸の滝
[編集] 概要
- 所在地:静岡県富士宮市上井出
- 上流に川は存在せず、富士山の雪解け水が溶岩断層から湧き出したもので、水量は毎秒1.5トン。
- 幅200メートル、高さ20メートルの崖から絹糸を垂らしたように流れ落ちる様子からこの名がある。
- 昭和11年9月、国の名勝及び天然記念物に指定される。
- 昭和25年「観光百選滝の部」1位。平成2年「日本の滝百選」に選定される。
[編集] 交通機関
[編集] 観光地としての特徴
- 滝壺まで遊歩道が整備されている。
- 徒歩5分のところに音止めの滝がある。
[編集] 山形県の白糸の滝
[編集] 概要
- 所在地:山形県戸沢村大字古口草薙
- 最上川に流れ落ちる48滝中最大で、高さ120メートル。「日本の滝百選」のひとつ。
- 「奥の細道」には「白糸の滝は青葉の隙々に落ちて、仙人堂、岸に臨みて立つ。水みなぎって船危し」と記されている。
[編集] 長野県の白糸の滝
[編集] 概要
- 所在地:長野県北佐久郡軽井沢町
- 千曲川の支流のひとつである湯川の源流。
- 静岡県のものと同じく上流に川が存在せず、浅間山の伏流水が岩盤の間から湧き出して滝となっている。そのため、雨の後でも水が濁らない。
- 幅70メートル、高さ3メートル。
[編集] 福岡県の白糸の滝
[編集] 概要
[編集] 山梨県の白糸の滝
[編集] 概要
[編集] 福島県の白糸の滝
[編集] 概要
- 所在地:福島県猪苗代町
- 安達太良山(活火山)の西側斜面に位置し、流れ落ちる滝の水は温泉水となっている。
- 付近は沼尻温泉、中ノ沢温泉が引湯している源泉地帯でもある。
- 硫化水素発生地帯でもあり、火山活動の状況や風向きによっては危険な場合もある。
[編集] 外部リンク
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