磯野貴理子
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磯野 貴理子(いその きりこ、1964年2月1日 - )は日本の女優・女性タレント。 本名正司 貴理子(しょうじ きりこ)、旧姓磯野。三重県度会郡南伊勢町(旧・南勢町)出身、三重県立南勢高等学校卒。血液型はA型。石井光三オフィス所属。
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[編集] 来歴
銀行員を経て劇団七曜日に入団し、三人組のお笑いグループ「チャイルズ」として1987年の9月にデビュー。'80年代後半、「森田一義アワー笑っていいとも!」のいいとも青年隊メンバー(歴代唯一の女性メンバー)として活躍する。
チャイルズの解散後、芸名を「きりこ」から「磯野貴理子」に変更し単身でタレント活動を始める。ドラマに積極的に出演し数々のドラマの脇役に抜擢され好評を得る。二時間ドラマ(サスペンス)にも脇役で出演したが犯人や殺され役をやったことは一度もない。ドラマ出演のかたわらレギュラー出演番組「おそく起きた朝は…(現・『はやく起きた朝は…』)」などで、厚かましさとモテないキャラを前面に押し出し、主にバラエティを中心に活躍。独自のポジションを確立した。特に2002年から始まった「行列のできる法律相談所」における島田紳助とのやり取りや「ごきげんよう」でのトークの面白さが話題となり、タレント好感度調査で上位にランクインするほどの人気を得た。
長らくモテないキャラクターを押し出していたが、2003年秋、かしまし娘・正司照枝の息子である年下のマネージャー正司宏行と結婚。その前後から料理バラエティ番組「愛のエプロン」などでその料理の腕前を高く評価されるなどして、従来のイメージに「良妻」といったプラスイメージも付け加えられるようになった。
今日まで第一線で活躍を続け、バラエティ番組のツボを心得たタレントの1人として、島田紳助や小堺一機、ウッチャンナンチャンなど、彼女への信頼を口にする司会タレントも少なくない。
- 「行列のできる法律相談所」に出演した際に和田アキ子にネタ帳があることがばれてしまい、島田紳助に「とうとう化けの皮をはがしたな!!」と言われてしまった。
- 黒木瞳を女性として尊敬している。
- 携帯電話のアドレスを一度も変えたことがない。
- すぐ調子に乗ってしまうことが短所。
[編集] キリコる
『行列のできる法律相談所』において、紳助に「キリコる」という造語を作られた。
[編集] 用途
- 「人と人との会話に割って入る」こと
- 「(フリーの)トークがネタ(作り話)っぽい」こと
- 「場の空気を変える」こと
上記の3つをした場合に、「今、キリコってない?」と言う。
[編集] 評価
何故か芸能人の間でこの言葉は話題になっているらしく、酒の席などでハメを外しすぎるとよく使われるらしい。日本テレビから飛び火し、他局でも大物女優や俳優がバラエティー番組で「今、キリコっちゃった!」と発言したりしているらしい。(「行列のできる法律相談所」の紳助の発言より)。
貴理子自身、女優・俳優に「キリコってる、貴理子さん!」と言われるのが嬉しいと発言している。
なお『新すぃ日本語』において、これとは別の「貴理子む」という言葉が生まれた。意味は「何でも自分の話にすり返る」こと。
- 「七五三」にはトラウマがある。その理由は「不機嫌な顔で写っているために本人もその写真が嫌いなため」である。
- 青木さやかから「マルチってんじゃないわよ!!」と言われ「顔でかいんだよ!!」と言い返した。
[編集] その他エピソード
- 「笑っていいとも」出演当時、年齢をさば読みしていた。ある日の放送中、観客の中に磯野の実の妹がいることが分かり、彼女の年齢を尋ねたところ磯野の公称年齢より年上だった。その事をタモリから「何で年上の妹がいるんだよ?」と突っ込まれたことで、事が公になった。
- 「トークがネタっぽい」と言われていたが、2006年4月9日オンエアの「行列のできる法律相談所」で、様々な証拠を挙げられた末、正式に「トークは全てネタである」という判決が下された。
- 「謎を解け!まさかのミステリー」で流れたVTRで、あんパンを食べるのが異常に速い(5秒かからない)事が分かった。
- 「愛のエプロン」には深夜放送の頃から頻繁に出演し、2005年11月2日オンエアで出場50回目となった。「50回目までに『特エプ』を取れなければ引退」という「鉄の掟」により、この回を最後に「エプロンガールズ」としての出演はなくなり、以後は司会に回っている。
- 銀行員時代は受付業務をしていたが、磯野はこれを芸能人になるためのステップの一つと考えていた。実際、銀行では毎日磯野のカウンターへの長い列ができたらしい。
- 2歳にして「神童」と呼ばれていたらしい。
- 4歳にしてイタコを目指していたらしい。
- 15歳にしてクラブのママと間違えられた。
- 桜田淳子のものまね「ど~も~桜田淳子でぇ~す!!」をやるらしい。
- 松田優作のモノマネが大の得意らしい。
- トイレの良し悪さに口うるさく、トイレのことに関しては誰よりも情熱に語る。
- 水野真紀に似ていると言われたことがあるらしい。
[編集] 女優としての評価
- チャイルズとしてデビュー後に磯野貴理子は積極的に多くのドラマに出演し、出演するたびに脇役としての演技力を開花させ、その演技力を評価された。チャイルズ解散後もドラマには積極的に出演しており、1988年~1997年後半まで連続ドラマから二時間ドラマに多く出演していた。1997年後半からバレエティー番組への出演が多くなり女優業をセーブしている。磯野貴理子の目標は月9に出演だそうだが今現在、月9への出演は一本もない。2004年にテレビ朝日系ニ時間ドラマ「おばあさんの反乱」で初主演を果たした。また、連続ドラマと同じようにニ時間サスペンスドラマに脇役で出演した磯野貴理子だが、犯人や殺され役をやったことは一度もない。ここ2、3年はドラマに出演していない。
- 貴理子の夢は「月9」への出演だけだはなく、「火曜サスペンス劇場」、「土曜ワイド劇場」、「金曜エンタテイメント」などで主役をやり、それがシリーズ化して後々は「人間国宝」になることが夢であると言う。
[編集] 富士登山騒動
- 磯野貴理子のレギュラー番組「はやく起きた朝は・・・」で何を思ったのかいきなり「富士山に三人で登ろう!!」と言い出した、それを聞いた松居直美、森尾由美は愕然とし「どうしたの?」と貴理子に問いかけた、貴理子は「まだ一度も登ってないのよ、日本に生まれたんだから日本一高い山に登ってみようよ!!」と発言。その二週間後に貴理子は「登山用品すべて買い揃えました!!」と番組内で登山用品を並べ、本当に登る意欲を見せた。松居、森尾も買い揃えたが「来年にしようよ、もう寒くなるから」と難色を示し、結局一人で登ることになりその登山映像が「はやく起きた朝は・・・」で二回分に分けて放送された。登山前日は早く就寝しようとしたが焼肉を食べ寝たために登山当日の朝は「顔が浮腫んでしまいました」と自ら公表した。登山日はいつもの磯野貴理子のハイテンションが見られないほど静かに登山していた。頂上に着いた途端に磯野貴理子が泣き出してしまった。そのあと松居直美の携帯に電話したが、生放送中のために留守電に「貴理子ちゃんおめでとう!!」と入っていたため、また泣き出してしまった。下山中に「私はすぐ調子に乗っちゃうから・・・」と発言。締めくくりはコブクロの曲が流れたため、松居直美に「何、この感動的な終わりは!!」と発言、その映像を見た森尾由美は「絶対行きたくない!!」と発言したが松居直美は「来年は行きたい!!由美ちゃんのテンションの低さが見てみたい。」と行く意欲を見せ、磯野貴理子は「2007年は三人で!!」と発言した。また磯野貴理子は「行列のできる法律相談所」で富士山に登ったことを自慢したために島田紳介に「お前は変人やわー!!」と言われた。「山に対する冒とく!!」とも言われ、その場にいた野口健に「今度一緒に山に連れてって!!」とも発言した。
[編集] 森の磯松
- 森の磯松は磯野貴理子、森尾由美、松居直美で結成されているユニット。
- 「おそく起きた朝は・・・」現(はやく起きた朝は…)のレギュラー三人で結成されている。
- ユニット名は三人の名前の頭文字を取っている。
- 「森」は森尾由美の森。
- 「磯」は磯野貴理子の磯。
- 「松」は松居直美の松。
- 現在は活動停止中。
[編集] シングル
- 「Happy Line」
- 「おそく起きた朝は・・・」
[編集] 出演舞台
- 「太閤記」(1993年)寧々役
- 「すったもんだ離婚」(1993年)口うるさいお隣の教育ママ役
- 「母と父への手紙」(1994年)長女・珠子役
- 「女系家族」(1995年)矢島藤代役
- 「零れる果実」(1996年)
[編集] 出演
[編集] テレビバラエティ・レギュラー(現在)
- ライオンのごきげんよう(フジテレビ系、準々レギュラー)※2004年7月に小堺一機の司会代行を務めた
- 行列のできる法律相談所(日本テレビ系、準レギュラー)
- 伊東家の食卓(日本テレビ系)レギュラー
- 平成教育予備校(フジテレビ系)
- 平成教育委員会(フジテレビ系)現在は予備校の成績に関係なく出演
- おそく起きた朝は… → おそく起きた昼は… → はやく起きた朝は…(フジテレビ系)
- 食べて元気!ほらね(朝日放送系)
- 愛のエプロン(テレビ朝日系、準レギュラー→レギュラー)
- 脳内エステIQサプリ(フジテレビ系、準レギュラー)
[編集] テレビバラエティ・レギュラー(過去)
- はぴひる!(TBS系)司会
- 謎を解け!まさかのミステリー(日本テレビ系、準レギュラー)
- スターどっきり(秘)報告(フジテレビ系単発特番、この頃まで「きりこ」名義で出演していた)
- ぴーかんテレビ(東海テレビ、土曜日バージョン)
- レシピの玉手箱(TBS系、「キッチンパトロール」の後続番組、司会)
[編集] テレビドラマ
- 連続テレビ小説「走らんか!」(1995年、NHK)
- 木曜劇場(午後10時枠)「女も男もなぜ懲りない」(1987年、フジテレビ)
- 火曜サスペンス劇場(午後9時-11時枠)「遥かなる日々」(1987年、NTV)
- 火曜サスペンス劇場「大奥殺人事件」
- 水曜ドラマ(午後10時枠) 「恋人も濡れる街角」(1988年、NTV)
- 土曜ワイド劇場(午後9時-11時枠)「鏡に映る悪女」(1988年、ANB)
- 火曜サスペンス劇場(午後9時-11時枠)「花嫁の秘密」(1988年、NTV)
- 木曜劇場(午後10時枠)「家と女房と男の名誉」(1988年、フジテレビ)
- 金曜ドラマ(FRIDAY DRAMA午後10時枠)「雨よりも優しく」(1989年、TBS)
- 火曜サスペンス劇場(午後9時-11時枠) 「京都花嫁殺人事件」(1989年、NTV)
- 木曜劇場(午後10時枠)「過ぎし日のセレナーデ」(1989年-1990年、フジテレビ)
- 東海テレビ帯ドラマ「ラストダンス」(1990年、フジテレビ)
- 男と女のミステリー(午後9時-11時枠)「あの日、あの時間・・・三菱重工爆破事件」(1990年、フジテレビ)
- 木曜劇場(午後10時枠)「恋のパラダイス」(1990年、フジテレビ)
- 男と女のミステリー(午後9時-11時枠)「偽装新婚」(1990年、フジテレビ)
- 火曜サスペンス劇場(午後9時-11枠)「清少納言殺人事件」(1990年、NTV)
- 男と女のミステリー(午後9時-11時枠)「一攫千金!!主婦・小夜子のサバイバル!!」(1990年、フジテレビ)
- 木曜劇場(午後10時)「パパ!かっこつかないゼ」(1990年、フジテレビ)
- 金曜ドラマ(FRIDAY DRAMA午後10時枠)「男について」 1990年、TBS)
- 金曜ドラマ(午後9時枠)「ママってきれい!?」(1991年、TBS)
- 火曜サスペンス劇場(午後9時-11時枠)「秘密の密会」(1991年、NTV)
- 土曜ドラマ(午後9時)「検事・若浦葉子」(1991年、NTV)
- 金曜ドラマシアター(午後9時-11時枠)「娘の結婚式」(1991年、フジテレビ)
- 金曜ドラマ(FRIDAY DRAMA午後10時枠)「それでも家を買いました」(1991年、TBS)
- 火曜サスペンス劇場(午後9時-11時枠)「二つの顔をもつ女」(1991年、NTV)
- 金曜ドラマシアター(午後9時-11時枠)「偽りの愛」(1991年、フジテレビ)
- 金曜ドラマ(午後9時枠)「先生のお気に入り」(1991年、TBS)
- 木曜劇場(午後10時)「ヴァンサンカン・結婚」(1991年、フジテレビ)
- 金曜ドラマシアター(午後9時-11時枠)「雪女伝説殺人事件」
- 土曜グランド劇場(土曜9時枠)「助教授一色麗子 法医学教室の女」(1991年、NTV)
- 金曜ドラマ(FRIDAY DRAMA午後10時枠)「おとなの選択」 (1992年、TBS)
- 木曜ドラマ(午後9時枠)「女事件記者 立花圭子」(1992年、ANB)
- 水曜ドラマ(午後10時枠)「しあわせの決断」(1992年、フジテレビ)
- 火曜サスペンス劇場(午後9時-11時枠)「法廷での復讐」(1992年、NTV)
- 土曜ワイド劇場(午後9時-11時枠)「燃える男女」(1992年、ANB)
- 土曜グランド劇場(午後9時枠)「まったナシ!」(1992年、NTV)
- 金曜ドラマ(午後9時枠) 「天使のように生きてみたい」(1992年、フジテレビ)
- 金曜エンタテイメント(午後9時-11時枠)「女検事・片岡麗子」(1992年、フジテレビ)
- 木曜劇場(午後10時枠)「わがままな女たち」(1992年、フジテレビ)
- 東芝日曜劇場(午後9時枠)「丘の上の向日葵」(1993年、TBS)
火曜サスペンス劇場(午後9時-11時枠)「女の意地」(1993年、NTV)
- 土曜ワイド劇場(午後9時-11時枠)「完全犯罪」(1993、ANB)
- 水曜ドラマ(午後10時枠)「引っ越せますか」(1993年、NTV)
- 東芝日曜劇場(午後9時枠)「課長サンの厄年」(1993、TBS)
- 木曜劇場(午後10時枠)「都合のいい女」(1993年、フジテレビ)
- 火曜サスペンス劇場(午後9時-11時枠)「葵祭殺人事件」(1993年、NTV)
- 水曜劇場(午後9時枠)「夏子の酒」(1994年、フジテレビ)
- 月曜ドラマ(午後10時枠)「君が見えない」(1994年、フジテレビ)
- 木曜劇場(午後10時枠)「グッドモーニング」(1994年、フジテレビ)
- 木曜ドラマ(午後9時枠) 「ママのベッドへいらっしゃい」(1994年、「ANB)
- 金曜エンタテイメント(午後9時-11時枠)「地獄の鎮魂歌」(1994年、フジテレビ)
- 木曜劇場(午後10時枠)「明るい家族計画」 (1995年、フジテレビ)
- 土曜ワイド劇場(午後10時-11時枠)「偽りのハネムーン~花嫁の犯罪~」(1995年、ANB)
- 東芝日曜劇場(午後9時)「昨日の敵は今日も敵」 (1995年、TBS)
- 金曜エンタテイメント(午後9時-11時枠)「夫婦」(1995年、フジテレビ)
- 木曜ドラマ(木曜9時枠)「女将三代女の戦い」 (1995年、TBS)
- 木曜劇場(午後10時枠)「ひとりにしないで」 (1995年、フジテレビ)
- 木曜ドラマ(午後9時)「うちの母ですが…」 (1995年、ANB)
- 金曜ドラマ(午後9時枠)「新婚なり!」(1995年、TBS)
- 連続テレビ小説「あぐり」
- 東芝日曜劇場(午後9時)「ふたりのシーソーゲーム」(1996年、TBS)
- 火曜サスペンス劇場(午後9時-11時枠)「母から娘へ」(1996年、NTV)
- 金曜エンタテイメント(午後9時-11時枠)「京都家元殺人事件」(1996年、フジテレビ)
- 火曜ドラマ(午後10時枠)「もう我慢できない!」(1996年、フジテレビ)
- 金曜エンタテイメント(午後9時-11時枠)「妻の二つの嘘」(1996年、フジテレビ)
- 土曜ワイド劇場(午後9時-11時枠)「相続」(1996年、ANB)
- 木曜ドラマ(午後9時)「最高の食卓」(1997年、ANB)
- 火曜サスペンス劇場(午後9時-11時枠)「最後に笑う女」(1997年、NTV)
- 火曜ドラマ(午後10時枠)「シングルス」(1997年、フジテレビ)
- 月曜ドラマ(午後10時)「心療内科医涼子」(1997年、NTV)
- 土曜ワイド劇場(午後10時-11時枠)「欲望の家」(1997年、ANB)
- 月曜ドラマシリーズ「ねばる女」(NHK)
- 「走れ公務員!」(1998年、フジテレビ)
- 月曜ミステリー劇場「弁護士迫まり子の遺言作成ファイル」(TBS)
- 古畑任三郎(第3シリーズ)「その男、多忙につき(忙しすぎる殺人者)」(1999年、フジテレビ)秘書役
- 「FACE~見知らぬ恋人~」(2001年 NTV)
- 月曜ドラマシリーズ 「結婚泥棒」(2002年、NHK)
- 「ママの遺伝子」(2002年 TBS)
- 水曜劇場(午後9時枠)「天才柳沢教授の生活」(2002年、フジテレビ)
- ドラマコンプレックス(午後9時-11時枠)「私が私であるために」(2006年、フジテレビ)
[編集] テレビゲーム
- ラサール石井のチャイルズクエスト(ファミリーコンピューター)発売元:ナムコ。1989年6月23日発売。定価5,500円。
- ラサール石井がプロデュースした女性グループ「チャイルズ」が主人公のコンピューターRPGゲーム。磯野貴理子自身もチャイルズのメンバーとして作品内に登場する。
[編集] CM
- エスビー食品
- エバラ食品
- SKY PerfecTV!
- シャープ(日本一短かいクイズショー シャープに答えて!)