竹山洋
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竹山 洋(たけやま よう、1946年7月28日 - )は、脚本家。
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[編集] 経歴
埼玉県生まれ。早稲田大学文学部卒業後、テレビ局演出部を経て、脚本家となる。 1996年のNHK大河ドラマ『秀吉』で注目を集め、6年後の『利家とまつ~加賀百万石物語~』と共に高視聴率を記録した。しかし、主人公のあらゆる行動を正当化し、主人公が異様なまでに賞賛され、逆に主人公に異を唱える者は矮小な敵役に貶める、過剰に主観的な(客観性に乏しい)作風には批判の声が高い。特に大河ドラマでは石田三成を視聴者の反感を買わせるような矮小な悪役に改悪している。このように、偏った描き方が多く見られるため、彼の作品に対する評価は、賛否両論の声が激しい。 また、NHK連続テレビ小説『天花』でも、同様の作りや、主演の演技力不足、ドラマ『東京の山賊』の盗作疑惑などの非難が集中し、前2作とうって変わって、朝ドラ史上最低の視聴率という不名誉な記録を生んでしまった。
[編集] 受賞
[編集] 代表作
[編集] テレビ
[編集] 映画
- 『四十七人の刺客』1994年10月22日 東宝映画
- 『義務と演技』1997年2月15日 TBS=東映
- 『ホタル』2001年5月27日 「ホタル」製作委員会
- 『かあちゃん』2001年11月10日 映像京都=日活=イマジカ=シナノ企画
- 『SABU さぶ』2002年10月5日 名古屋テレヒ=電通=セディックインターナ...
[編集] 著作
- 『利家とまつ 上巻』 新潮社、2003年10月
- 『利家とまつ 下巻』 新潮社、2003年10月
- 『利家とまつ 2』 竹山洋/原作 立木美和/漫画 、講談社、2002年12月
- 『利家とまつ 1 』竹山洋/原作 立木美和/漫画 、講談社、 2002年9月
- 『「利家とまつ」に学ぶビジネスマンのための49の知恵』 幻冬舎 2002年
- 『ホタル』 角川書店 、2002年3月
- 『利家とまつ上』 日本放送出版協会 2001年11月
- 『利家とまつ 下』 日本放送出版協会 2001年11月
- 『ホタル』 「ホタル」製作委員会/編、 角川書店、2001年6月
- 『青い石』 幻冬舎 2000年4月
- 『坊さんがゆく』 日本放送出版協会、 1999年4月
- 『メロディ』 竹山洋/原作 浅野美和子/ノベライズ 双葉社 1997年4月
- 『彼』 竹山洋/脚本 中村みなみ/ノベライズ 関西テレビ放送 1997年3月
- 『ボクの就職』 竹山洋/原作 岩本道子/ノベライズ 二見書房 1994年6月