総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント
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総理大臣杯全日本サッカートーナメント(そうりだいじんはいぜんにほんだいがくサッカートーナメント)は毎年夏に近畿圏で開催されている大学サッカー全国2冠大会の一つである。
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[編集] 概要と歴史
全日本大学サッカー選手権大会が自由参加制から各地域代表によるトーナメントに改められた事をきっかけに、以前のようなオープントーナメントの復活が求められ1977年度に第1回大会が開催された。
本大会の優勝チームは当年度の全日本大学サッカー選手権大会への出場権を有し、かつ出場の義務を負う。これは、たとえ該当チームが(通常は同大会への参加資格を争うことの出来ない)所属地域の2部リーグ以下に所属していても適用される。
大会は春季公式戦の優勝・あるいは上位入賞チーム(関東や関西等一部地域では春季にもリーグ戦を開催しているが、それとは別にトーナメントを実施し、そこでの成績上位チームが出場する)全国16チームを選抜してノックアウト方式で優勝を争い、優勝チームは天皇杯全日本サッカー選手権大会(2004年までは準優勝チームも)の大学シードチーム枠としてエントリー出来る権利が与えられる。
[編集] 決勝記録
開催年度 | 優勝 | スコア | 準優勝 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1977年度(第1回) | 法政大学 | 2-1 | 早稲田大学 | |
1978年度(第2回) | 早稲田大学 | 2-1 | 法政大学 | |
1979年度(第3回) | 国士舘大学 | 3-1 | 中央大学 | |
1980年度(第4回) | 法政大学 | 4-0 | 大阪体育大学 | |
1981年度(第5回) | 筑波大学 | 3-1 | 中央大学 | |
1982年度(第6回) | 法政大学 | 2-1(延長) | 愛知学院大学 | |
1983年度(第7回) | 順天堂大学 | 1-0 | 筑波大学 | |
1984年度(第8回) | 大阪商業大学 | 3-2 | 大阪体育大学 | |
1985年度(第9回) | 大阪商業大学 | 2-0 | 早稲田大学 | |
1986年度(第10回) | 大阪体育大学 | 3-2 | 早稲田大学 | |
1987年度(第11回) | 順天堂大学 | 2-1 | 筑波大学 | |
1988年度(第12回) | 筑波大学 | 2-2(延長 PK3-1) | 順天堂大学 | |
1989年度(第13回) | 順天堂大学 | 1-0 | 筑波大学 | |
1990年度(第14回) | 順天堂大学 | 3-1 | 東海大学 | |
1991年度(第15回) | 東海大学 | 3-2 | 国士舘大学 | |
1992年度(第16回) | 筑波大学 | 4-0 | 福岡大学 | |
1993年度(第17回) | 順天堂大学 | 2-1 | 筑波大学 | |
1994年度(第18回) | 東京農業大学 | 2-0 | 鹿屋体育大学 | |
1995年度(第19回) | 駒澤大学 | 2-1 | 筑波大学 | |
1996年度(第20回) | 順天堂大学 | 4-1 | 駒澤大学 | |
1997年度(第21回) | 駒澤大学 | 3-0 | 法政大学 | |
1998年度(第22回) | 早稲田大学 | 3-1 | 青山学院大学 | |
1999年度(第23回) | 国士舘大学 | 5-2 | 筑波大学 | |
2000年度(第24回) | 東海大学 | 1-0 | 法政大学 | |
2001年度(第25回) | 阪南大学 | 2-1 | 駒澤大学 | |
2002年度(第26回) | 駒澤大学 | 5-2 | 国士舘大学 | |
2003年度(第27回) | 駒澤大学 | 1-1(延長 PK6-5) | 阪南大学 | |
2004年度(第28回) | 駒澤大学 | 5-2 | 桃山学院大学 | |
2005年度(第29回) | 関西大学 | 3-2 | 早稲田大学 | |
2006年度(第30回) | 立命館大学 | 3-1 | 福岡大学 |