翔鶴型航空母艦
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翔鶴型航空母艦(しょうかくがたこうくうぼかん)は大日本帝国海軍の航空母艦。2隻建造された。
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[編集] 概要
翔鶴型はロンドン海軍軍縮条約が破棄されてからの建造であったため、制限がなく、バランスのよい空母として建造することができた。
設計では、加賀の運用実績、蒼龍と飛龍の建造実績を取り入れ、特に蒼龍と飛龍で不足していた航続力の向上を図った。また、速力34ktという高速を要求されたため、機関出力は日本海軍の艦艇で最大となる160,000馬力を発揮した。
翔鶴型2隻は共に太平洋戦争開戦直前に竣工して第5航空戦隊を形成し、ミッドウェー海戦後は日本海軍の機動部隊の中核として活躍した。
[編集] 要目
- 基準排水量:25,675t
- 全長:257.5m
- 飛行甲板全長:242.2m
- 機関出力:160,000馬力
- 速力:34.2kt
- 航続距離:18ktで9700海里
- 兵装:12.7cm連装高角砲8基、25mm3連装機銃12基
- 搭載機:84機
- 乗員:1660人
[編集] 同型艦
- 翔鶴 - 1937年12月起工。1941年8月竣工。1944年6月、マリアナ沖海戦に参加。その際に米潜カバラの雷撃を受け沈没。
- 瑞鶴 - 1938年5月起工。1941年9月竣工。1944年10月、エンガノ岬沖海戦にて、米艦載機の雷撃を受け沈没。
[編集] 関連項目
大日本帝国海軍の航空母艦 | |
同型艦無し: | 鳳翔 | 赤城 | 加賀 | 龍驤 | 蒼龍 | 飛龍 | 大鳳 | 信濃 | |
翔鶴型空母: | 翔鶴 | 瑞鶴 |
瑞鳳型空母: | 瑞鳳 | 祥鳳 |
飛鷹型空母: | 飛鷹 | 隼鷹 |
千歳型空母: | 千歳 | 千代田 |
大鷹型空母: | 大鷹 | 雲鷹 |冲鷹 |
雲龍型空母: | 雲龍 | 天城 | 葛城 | 笠置 |阿蘇 | 生駒 |
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