能代市
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能代市(のしろし)は、秋田県北部に位置する日本海に面した市。
能代工業高校のバスケットボールでの活躍が有名。1989年度(平成元年度)からバスケの街づくり事業に取り組んでいる。2006年3月21日に二ツ井町と合併し、新たに能代市となった。
目次 |
[編集] 市勢
- 面積:426.74km²
- 人口:62,861人
- 男性:29,147人
- 女性:33,714人
- 世帯数:23,145世帯
- 人口密度:147.31人/km²
(2005年国勢調査速報値)
[編集] 地理
ほとんどは能代平野にあり平坦だが、三種町との境付近や海岸部では丘陵がある。また、東部は米代川流域を除き山地が広がる。
- 山:焼山(963.1m)
- 河川:米代川
- 湖沼:浅内沼、小友沼
[編集] 隣接する自治体
[編集] 歴史
能代が初めて文献に登場したのは658年、阿倍比羅夫が蝦夷征伐のために「渟代(ぬしろ)」に上陸した事で、これは日本書紀に記されている。また、771年には「野代湊(現能代港)」に渤海 (国)の使節来港、1704年には現在の「能代」に改称という記録がある。ただし、厳密にはこれらの地名は現在の能代周辺を指すのではなく、渟代は八郎潟湖以北の主に海岸部を、野代は米代川流域を指したものであったと考えられている。
[編集] 沿革
- 1940年(昭和15年)9月26日 - 能代港町、東雲村(しののめむら)、榊村が合併し、市制施行。
- 1942年(昭和17年)4月1日 - 山本郡扇淵村を編入。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 山本郡檜山町、鶴形村、浅内村、常盤村(ときわむら)を編入。
- 2006年(平成18年)3月21日 - 山本郡二ツ井町と対等合併。新・能代市が発足。
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 海外
[編集] 国内
- 銀河連邦 - 当時の宇宙科学研究所の研究施設があった市町による友好都市
[編集] 地域
[編集] 学校教育
- 秋田県内の公立学校は、教師の高齢化が著しく進んでいる。
- 2004年から公立高等学校の一学区制が導入され、いわゆる「(市内)ナンバー高校」(学校名に数字が付く伝統高等学校)の入学者数が増加傾向にある。教育内容の情報公開等が不十分なため課題も多い。
- 正規のPTAが組織されていない公立学校もある。そのため保護者の意思形成や学校統廃合における公的機関との交渉等に課題を残している。
- ふりーせる保育と呼ばれるジェンダーフリー保育が市内で実践され、国会や市議会等で問題になったことがある
[編集] 教育
[編集] 高等学校
[編集] 中学校
- 能代市立能代第一中学校
- 能代市立能代第二中学校
- 能代市立能代東中学校
- 能代市立東雲中学校
- 能代市立能代南中学校
- 能代市立常盤中学校
- 能代市立二ツ井中学校
[編集] 小学校
- 能代市立渟城第一小学校
- 能代市立渟城第二小学校
- 能代市立渟城第三小学校
- 能代市立第四小学校
- 能代市立第五小学校
- 能代市立向能代小学校
- 能代市立朴瀬小学校
- 能代市立竹生小学校
- 能代市立崇徳小学校
- 能代市立鶴形小学校
- 能代市立浅内小学校
- 能代市立常盤小学校
- 能代市立日影小学校
- 能代市立二ツ井小学校
- 能代市立富根小学校
- 能代市立仁鮒小学校
- 能代市立切石小学校
[編集] 養護学校
- 秋田県立能代養護学校
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
[編集] 港湾
[編集] 空港
[編集] 指定金融機関
秋田銀行が指定金融機関となっている。旧能代市・二ツ井町ともに秋田銀行を指定していたことから、合併に際し新たに秋田銀行を指名した。
[編集] 研究・教育機関
- 宇宙航空研究開発機構能代多目的実験場
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 風の松原(かおり風景100選・日本の音風景100選)
- 能代海岸砂防林(日本の白砂青松100選)
- 杉沢台遺跡(史跡)
- 能代海水浴場
- 能代温泉
- きみまち阪
- きみまち杉(森の巨人たち百選)
- 能代宇宙イベント
[編集] 大型店
[編集] かつてあった大型店
- 能代サティ
- Aコープ能代
[編集] 出身有名人
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 能代市ホームページ(能代市役所)
- 能代市二ツ井町合併協議会
- 秋田県.com