診断書
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診断書(しんだんしょ)(英:a medical certificate)とは、医師と歯科医師のみが発行する証明書の一種。
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[編集] 診断書とは
医師と歯科医師は、患者の病状、怪我や障害の状況、治療に要した入院などの手段を証明するために、診断書を発行する。また、医師および歯科医師が「この患者は当該業務(自動車の運転など)の能力を持っている事を保証するために発行する場合もある。
その他に、死亡診断書のような診断書も存在する。また。福祉関係の申請のために必要な場合がある。
なお、診断書の作成は医師と歯科医師のみに認められたものであり、薬剤師、看護師、鍼灸師などの医療従事者ならびに一般人が作成すると罰せられる。
[編集] 用途
患者が生命保険や入院保険に入っている場合、保険料の支払いを受けるために必要である。また、病気や怪我のため仕事や学校を休むことになった場合、提出が求められる場合がある。
[編集] 費用
病院によって自由に値段を決める事が出来るため、金額は違う。
2006年の日本では、3000円から5000円、入院関係の保険会社の書式に従った証明は7000円程度に設定している病院が多い。保険会社によっては他社用に発行された診断書のコピーでもかまわないという柔軟な会社もあるため、書類申請前に、保険会社に問い合わせておく事が望ましい。