那谷寺
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那谷寺(なたでら)とは、石川県小松市に所在する高野山真言宗の寺であり「別格本山」を名乗る。
[編集] 歴史
- 養老元年(717年)泰澄が、越前国江沼郡に千手観音を安置したのが始まりとされる。
- 寛和2年(986年)花山法皇が行幸。西国三十三観音の一番「那智」と三十三番「谷汲」の山号から一字づつを取り「那谷寺」と命名。
- 南北朝時代に戦乱に巻き込まれ荒廃する。
- 加賀藩藩主前田利常が再建。この時の大工は気多大社拝殿を建てたのと同じ山上善右衛門である。
前田利常は、江沼郡の大半を支藩の大聖寺藩に分置したが、この那谷寺がある那谷村付近は自身の隠居領とした為、その死後も加賀藩領となった。(後に領地交換で大聖寺藩領となる)