郎党
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郎党(ろうとう、ろうどう)は、中世の武家社会における主家の一族や従者。一般的に家の子・郎党と並び称される。
武士とはその発生から在地農民が自衛のために武装化したものであり(鎌倉時代頃までは地方に在住する武士の本業は農業であった)、その地域に血族を中心として結束していたから、一族の当主が後の大名・小名(地頭)の原型であり、その血族が家の子として、後の家老・重臣となった。郎党とは、その血族ではないが、その家の家人であり、かつ武士として武装化した際は当主の馬廻役として主人を守る衆である。
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