関鉄パープルバス
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関鉄パープルバス(かんてつぱーぷるばす)とは、関東鉄道グループのバス会社である。
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[編集] 沿革及び会社概要
[編集] 会社概要
本社は茨城県下妻市にある。資本金3000万円。関東鉄道のグループ企業であり、主な事業は路線バスの運行である。設立時には、営業所用地・建物、バス車両など、ほとんどの資産を関東鉄道下妻営業所からそのまま引き継いだ。
社名のパープルは筑波山の別名が紫峰であることを由来としている。
現在では一般路線車と大型車両が混ざって運用される「筑波山シャトルバス」の一部便を分担する他は、基本的に普通の一般路線が主体の会社で、つくば市、下妻市を中心とする営業エリアである。筑波研究学園都市の一部で関東鉄道のバス路線と重複する他は、概ね郊外・農村部を経由するやや距離が長いローカル線、準ローカル線が多い。石岡市を中心とする関鉄グリーンバスと異なり、同社の拠点である下妻市では路線「網」と呼べるほどの路線は持たず、本数も多くない。
一時期にはTDRへの高速路線を京成バス、関東鉄道と共同で持ったことがある。
[編集] 沿革
2001年6月1日 関東鉄道下妻営業所から分離する形で設立された。
[編集] 営業所と路線
[編集] 主な路線
一般路線バス
- 土浦駅 - 高岡 - 北条 - 高道祖(たかさい)- 下妻駅
- [19]土浦駅 - 土浦二高 - つくばセンター - 春日一丁目 - 上郷 - 石下駅
- [71]つくばセンター - 筑波記念病院 - 田中 - 下妻駅
- 下館駅 - 明野支所前 - 筑波山口
- 下館二高入口 - 下館駅 - 真壁駅
- 下館駅(南口) - 県西合同庁舎(学校冬季休業中のみ)
- 下妻駅 - 菅の谷 - 結城駅(土曜休日1往復のみ)
- 下妻駅 - 関本仲町 - 結城駅(学校休校日は運休)
- 下妻駅 - 真壁駅(学校冬季休業中のみ)
- 石下駅 → 下妻駅(学校冬季休業中のみ)
- 石下駅 - 鬼怒中学校
- 他、筑波山直行シャトルバス(つくばセンター - つつじヶ丘)も一部便を分担する。
[編集] 車両
関鉄パープルバスはいすゞ車が多いが、1台だけ三菱MKが存在する。移籍車は2002年秋に71系統開業に伴う車両所要増のため京浜急行バスからLVが導入。その後エルガミオが年末に導入された。
2003年にはちばシティバスからLV1台が導入。そして2004年には千葉内陸バスと京成バスから日野RJがそれぞれ導入された。2006年にはパープルバス初となる京成バスから中4枚折戸のいすゞLVが導入されている。
[編集] 関連項目
関東鉄道バスの営業所 |
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