Dynamite!
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Dynamite!(ダイナマイト)とは、
1・K-1の石井和義とPRIDEを主催するDSEとアントニオ猪木が国立霞ヶ丘競技場で2002年8月28日に行った格闘技興行の名称。
2・2003年より毎年大晦日に行われている格闘技興行の名称。
どちらもロゴマークも含め同じ「Dynamite!」である。
1の「Dynamite!」は、現在もPRIDEオフィシャルサイトや、格闘技マスコミのサイトなどではPRIDEの過去の大会として記載されている。また海外ではこの大会を「PRIDE Shockwave」というイベント名で呼ばれている。 方やK-1のオフィシャルサイトには、この1の「Dynamite!」についての記載はなく、 1の主催会社がDSEであることからも、現在では「K-1vsPRIDE」をメインテーマとしたPRIDE興行の1つ、という見方をすることも出来る。
2の「Dynamite!」は、K-1オフィシャルサイトに、過去の大会として表記されている。 また、同じく2003年より毎年大晦日に行われている「PRIDE男祭り」の方を海外では「PRIDE Shockwave」と呼んでいる。
(2005年12月現在)
目次 |
[編集] 第1回Dynamite!
第1回目のDynamite!は「Dynamite!史上最大の格闘技ワールド・カップ SUMMER NIGHT FEVER in 国立」と銘打たれ、2002年8月28日に国立霞ヶ丘競技場にて行われた。 開催前は格闘技史上初の国立競技場での興行ということで、様々な話題を呼んだ。 また、屋外での開催のため、天候の関係上、予備日なども数日用意されていたが、28日当日は晴天で、予定通り開催された。 国立競技場は観客が10万人入ることができると言われている会場であり、10万人には至らなかったが、9万人以上の観客がこの日、格闘技の試合を真夏の夜の屋外で観戦した。
[編集] 対戦カード
第1試合 5分3R PRIDEルール
○ヴァンダレイ・シウバ (1R1分16秒 KO) 岩崎達也×
第2試合 5分3R PRIDEルール
×松井大二郎 (3R判定 1-2) ジェレル・ヴェネチアン○
第3試合 5分3R PRIDEルール
○ゲーリー・グッドリッジ (1R 3分39秒レフェリーストップ) ロイド・ヴァン・ダム×
第4試合 3分5R K-1ルール
△アーネスト・ホースト (3R判定 0-0) セーム・シュルト△
第5試合 3分3R K-1ルール
×ドン・フライ (1R 1分30秒 KO) ジェロム・レ・バンナ○
第6試合 1R10分、2・3R5分 PRIDEルール
○ アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ (2R4分02秒 腕ひしぎ十字固め) ボブ・サップ×
第7試合 ジャケットマッチ特別ルール 10分2R
× ホイス・グレイシー (1R 7分24秒 レフェリーストップ) 吉田秀彦○
第8試合 PRIDE特別ルール 3分5R
×桜庭和志 (2R終了 ドクターストップ) ミルコ・クロコップ○
[編集] 第2回Dynamite!
2003年12月31日
[編集] 対戦カード
オープニングファイト <総合格闘技ルール>
○ クリストフ・ミデゥ"ザ・フェニックス" vs トム・ハワード ●
(1R4分21秒、タップアウト)※チョークスリーパー
第1試合 <総合格闘技ルール/5分3R>
○ 須藤元気 vs バター・ビーン ●
(2R0分41秒、タップアウト)※ヒールホールド
第2試合 <総合格闘技ルール/3分3R>
● ヤン・“ザ・ジャイアント”・ノルキヤ vs 成瀬昌由 ○
(1R4分40秒、タップアウト)※チョークスリーパー
第3試合 <総合格闘技ルール/5分3R>
● マウリシオ・ダ・シルバ vs ザ・プレデター ○
(1R13秒、TKO)※パンチ連打によるタオル投入
第4試合 <K-1ルール/3分3R>
● フランソワ・“ザ・ホワイトバッファロー”・ボタ vs 藤本祐介 ●
(3R、判定0-3)※28-30、28-30、27-30。ボタは1Rに左フックでダウンあり
第5試合 <K-1ルール/3分3R>
○ フランシスコ・フィリォ vs TOA ●
(3R、判定3-0)※30-28、30-27、30-27。
第6試合 <K-1ルール/3分3R>
○ アーネスト・ホースト vs モンターニャ・シウバ ●
(3R、判定3-0)※30-28、30-27、30-27。シウバは2R、3Rにクリンチ多用でイエローカード、レッドカードあり
第7試合 <総合格闘技ルール/5分3R>
○ 中尾芳広 vs ダビド・ハハレイシビリ ●
(2R1分13秒、タップ)※マウントパンチ
第8試合 <総合格闘技ルール/5分3R>
- 中邑真輔 vs アレクセイ・イグナショフ -
(3R1分19秒、レフリーストップ)※膝蹴り。一度はイグナショフの勝利とされたが、中邑サイドの抗議によって主催者預かりになる。
第9試合 <K-1ルール/3分3R>
● 曙 vs ボブ・サップ ○
(1R2分58秒、KO)※右フック
[編集] 第3回Dynamite!
2004年12月31日
[編集] 概要
2003年に続き2004年も大晦日に開催された。 対戦カードは前年に比べると魅力的なものが多く、中でもからくりテレビに出演していた人気者、ボビー・オロゴンvsシリル・アビディや魔裟斗vs山本"KID"徳郁、ボブ・サップvsジェロム・レ・バンナはかなりの話題となった。 特に格闘技素人(試合が決まってから半年ほど練習はしている)のボビーの試合はかなりの注目を集めた。 またK-1MAXのカリスマ魔娑斗とMAXに突如あらわれた神の子山本KIDの試合も両者が事前の会見でもビッグマウスで挑発をし合い注目の一戦となった。
[編集] 対戦カード
オープニングファイト <総合格闘技ルール>
○ ザ・プレデター vs クリストフ・ミデゥ"ザ・フェニックス" ●
(1R1分11秒、タップアウト)※ネックロック
第O試合 <総合格闘技ルール/3分3R>
● シリル・アビディ vs ボビー・オロゴン ○
(3R、判定3-0)
第1試合 <総合格闘技ルール/5分3R>
○ 秋山成勲 vs フランソワ"ザ・ホワイトバッファロー"ボタ ●
(1R1分54秒、タップアウト)※腕ひしぎ十字固め
第2試合 <総合格闘技ルール/3分3R>
○ 宇野薫 vs チャンデット・ソーヴァンタレー ●
(2R19秒、タップアウト)※チョークスリーパー
第3試合 <総合格闘技ルール/5分3R>
● ドン・フライ vs 中尾芳広 ○
(3R、判定3-0)
第4試合 <K-1ルール/3分3R延長1R>
○ レイ・セフォー vs ゲーリー・グッドリッジ ●
(1R24秒、TKO)※レフェリーストップ。グッドリッジは右フックと左フックで2ダウンあり
第5試合 <K-1ルール/3分3R延長1R>
○ 武蔵 vs ショーン・オヘア ●
(2R44秒、KO)※左ハイキック。オヘアは1Rに左ハイキック、2Rに左前蹴りでダウンあり
第6試合 <K-1ルール/3分3R延長1R>
○ 魔裟斗 vs 山本"KID"徳郁 ●
(3R、判定2-0)※28-26.5、28-27.5、28-27。魔娑斗は1Rに左ストレートでダウン、KIDは2Rに右ハイキックでダウンあり
第7試合 <総合格闘技ルール/5分3R>
○ 藤田和之 vs カラム・イブラヒム ●
(1R1分7秒、KO)※右フック
第8試合 <K-1&総合格闘技MIXルール/1・3R3分、2・4R5分>
△ ボブ・サップ vs ジェロム・レ・バンナ △
(4R、ドロー)※1Rにサップは右フックでダウンあり
第9試合 <総合格闘技特別ルール/10分2R>
● 曙 vs ホイス・グレイシー ○
(1R2分13秒、タップアウト)※リストフック
[編集] 第4回Dynamite!
2005年12月31日
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