GStreamer
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GStreamerは、フリー(ライセンスはLGPL)のマルチメディアフレームワーク。
C言語で記述され、主にUNIXで開発されている。ビデオ編集ソフトやストリーミング、そしてメディアプレーヤなどのようなマルチメディアアプリケーションソフトウェアのベースとなる機能を提供する。クロスプラットフォームとなるよう設計されており、Linux(x86、PowerPC、ARM)、Solaris(x86とSPARC)、Mac OS X、Microsoft Windows、OS/400上で動く。
核となる部分以外では、プラグインのライブラリ群で構成されている。 動的にロードされ、種々のコーデック、コンテナフォーマット、出力ドライバをサポートしている。 他のプログラミング言語では、Python、C++、Perl、GNU Guile、Rubyなどにバインディングされている。
GNOMEデスクトップ環境はGStreamer技術の最初のかつ主要なユーザであり、GNOMEのアプリケーションがマルチメディア機能を実装するのにこのフレームワークを利用するよう支援した。KDEのメディアプレーヤであるAmaroKなど、他のアプリケーションもこれを利用している。KDEのバージョン4では、これが標準のマルチメディアフレームワークとなる予定である。
GStreamerはNokiaの例など組み込み機器でも利用されている。Nokia 770 Internet Tablet
このプロジェクトは、freedesktop.orgでホストされており、フリーなデスクトップ環境間での相互運用性を改善することや技術を共有することを目的としている。
[編集] 歴史
このプロジェクトは、1999年にErik Walthinsenによって設立され、オレゴン大学院大学の研究プロジェクトから多くの核となるアイデアがもたらされた。Wim Taymansはすぐにプロジェクトに参加して、以来システムを多くの面で拡張した。世界中の多くの人が様々な面で貢献した。RidgeRunという組み込みLinuxの企業で働くBrock A. Frazierによってロゴがデザインされた。この企業は、Erik Walthinsenを小型機器にGStreamerを組み込む方法を開発するために雇用する、という形でGStreamerの最初のスポンサーとなった。
[編集] GStreamerを利用したアプリケーションソフト
- amaroK
- Banshee
- BMPx
- Buzztard
- Flumotion
- Goobox
- JuK
- Kaffeine
- Muine
- Pitivi
- Sound Juicer
- Rhythmbox
- Totem