うまいんだに
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
うまいんだには、長野県のJAみなみ信州が生産、販売する国産紅茶の名称。
国産の紅茶は生産量が少なく、「南アルプスの紅茶」として、地域の特産品となっている。
飯田市南信濃で栽培されている、やぶきた茶の二番茶の高付加価値化の目的で開発。茶葉は、黒系で縒りは少ない。二番茶の加工品のためか茎も目立つが、控えめな渋みとほのかな甘味に加えて、香りはさわやかで、澄んだきれいなオレンジ色の紅茶になり、ストレートティーに適している。
販売開始は、2003年9月、開発に当たっては、生産者が紅茶の本場スリランカで研修も実施した。
当該紅茶を原料とした「紅茶クッキーうまいんだに」(はと錦)という菓子も販売されている。
「うまいんだに」とは、飯田地方の方言で、「美味しいんですよ」の意。