ウツギ
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ウツギ | ||||||||||||||||
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ウツギ |
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分類 | ||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||
Deutzia crenata Sieb. et Zucc. |
ウツギ(空木、Deutzia crenata)はアジサイ科の落葉低木で、ウノハナ(卯の花)とも呼ばれる。5-6月に白い花を咲かせる。普通、花弁は5枚で細長いが、八重咲きなどもある。各地に野生するほか、畑の生け垣にしたり観賞用に植えたりする。
茎が中空のため空木と呼ばれる。「卯の花」の名は空木の花の意、または卯月(旧暦4月)に咲く花の意ともいう。
マルバウツギ(D. scabra:同種とすることもある)、ヒメウツギ(D. gracilis)など、同属の類似種も多く、東アジアとアメリカに60種ほど分布する。
また同じアジサイ科のバイカウツギ属(Philadelphus:花弁は4枚)のものもよく栽培される。
[編集] その他の「ウツギ」
何々ウツギという名の木は次のように数多く、花の美しいものや、葉や見かけがウツギに似たものなどがある。
など。