エイボンの書
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エイボンの書(えいぼんのしょ、Book of Eibon)は、クトゥルフ神話作品に登場する架空の書籍。著者は古代ヒューペルボリアの大魔道士エイボン。別名は『象牙の書』。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
古代ヒューペルボリア時代およびそれ以前の暗黒の知識を集めた書。エイボン自身が崇拝していたツァトゥグァのほかに、ヨグ=ソトース、ウボ=サスラなどに関する秘密や儀式、呪文、伝承などが記されており、かの『ネクロノミコン』にも欠落している禁断の知識が数多く含まれるという。
現存する写本として、9世紀にカイアス・フィリパス・フェイパーの訳したラテン語版が6冊、13世紀にガスパール・ド・ノールの訳した中世フランス語版が13冊、15世紀の訳者不明の英語版(誤訳あり)が18冊あることが知られている。
[編集] 登場作品
- The Door to Saturn「魔道士エイボン」
- The Shambler from the Stars「星から訪れたもの」
[編集] 関連事項
- 映画「ビヨンド」(The Beyond、1981年、イタリア):監督ルーチョ・フルチ