カミーノ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カミーノ (Kamino) は映画スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃に登場する架空の惑星である。
惑星カミーノは辺境に位置しデーターもジェダイの図書館から何者かによって消去されており、この星のことを知る物はあまりいない。カミーノは大昔に起こった温暖化の結果、惑星全体が海に覆われており気候は温暖だが常に嵐が吹き荒れている。長身で白い肌に黒い2つの大きな目を持った原住民のカミーノアンは、支柱を大陸棚に突き刺した大嵐にも耐えられる頑丈な作りの近代的な海上都市に住んでいる。カミーノアンは発達したクローン技術を外界に輸出して生計を立てており首都ティポカ・シティにはクローン・トルーパーを製造したクローン製造施設が存在する。そのためクローン大戦中は独立星系連合軍の攻撃を受けている。
後に銀河帝国の時代になると銀河帝国は巨大な影響力をもってこの星の進んだクローン製造技術が敵対勢力に渡るのを阻止していた。そのため一部のカミーノアンによってクローンの惑星解放軍が製造され首都にて決起したが、ダース・ベイダーの指揮するストーム・トルーパーの精鋭部隊、第501大隊によって鎮圧された。鎮圧に先立ってダース・ベイダーはクローン製造施設の内部構造に詳しいボバ・フェットを雇った。