カラスビシャク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カラスビシャク | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | ||||||||||||||
|
||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||
Pinellia ternata | ||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||
カラスビシャク | ||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||
カラスビシャク(烏柄杓)とは、サトイモ科の植物の一種。学名Pinellia ternata。
山地の道端や畑地に自生する多年生草本で、畑では雑草になる。
葉は長い葉柄があって立ち上がり、先端に3枚の小葉を着ける。葉柄の中ほどにはムカゴを着ける。
開花期は初夏。緑色で、ウラシマソウを小さくしたような花序の姿である。
コルク層を除いた塊茎は、半夏(はんげ)という生薬であり、日本薬局方に収録されている。鎮吐作用があり、半夏湯(はんげとう)、半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)などの漢方方剤に配合される。
カラスビシャクが生える7月2日ごろが半夏生という雑節になっている。
カテゴリ: サトイモ科 | 生薬 | 植物関連のスタブ項目