ガラス製品製造技能士
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ガラス製品製造技能士(がらすせいひんせいぞうぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で、職業能力開発促進法第47条第1項による指定試験機関(社団法人中央職業能力開発協会及び各都道府県の職業能力開発協会)が実施するガラス製品製造技能士に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 なお職業能力開発促進法により、ガラス製品製造技能士資格を持っていないものがガラス製品製造技能士と称することは禁じられている。
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[編集] 区分
ガラス製品製造の中でガラス製品成形作業、理化学ガラス機器製作作業に分かれる。
[編集] 級別
ガラス製品成形作業、理化学ガラス機器製作作業ともに1級、2級の別がある。
[編集] 実技作業試験内容
[編集] ガラス製品製造(ガラス製品成形作業)
- 1級
- 2級
[編集] ガラス製品製造(理化学ガラス機器製作作業)
- 1級:ソクスレー抽出器を製作する。(旋盤使用可)試験時間=1時間50分
- (下のいずれかを選択)
- 手加工により、冷却器を製作する。試験時間=1時間50分
- 旋盤加工により、ボトル1組(平底及び丸底)を製作する。試験時間=1時間50分
- 2級:球管冷却器を製作する。(旋盤使用可)試験時間=2時間30分