キリスト教社会同盟
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バイエルン・キリスト教社会同盟(バイエルン・キリストきょう しゃかいどうめい、Christlich Soziale Union in Bayern、略称CSU)はドイツのバイエルン州を地盤とする地域政党である。最も保守的な政党とされ、「CSUより右に民主的政党はあり得ない」(つまり、CSUより右は極右政党)とドイツではいわれている。キリスト教民主同盟(CDU)とは姉妹政党の関係にあり、連邦議会では常に統一会派を組んできた。組織面では独立しているが、政治目標ではCDUとほぼ一致する。
CSUはバイエルン州でしか活動しない地域政党であり、CDUはバイエルン州では活動しないため、CSUとCDUは競合しない。
前身はワイマール共和国におけるバイエルン人民党であり、ひいては1870年に、ビスマルクに対抗して作られた、カトリックの中央党の系譜を引き継いでいる政党である。
1954年から1957年の間を除きCSUはバイエルン州政権を独占、特に1962年以降は常に州議会で単独過半数を占めており、州と党とカトリック教会という強力な三位一体をなしている。これは比例代表制という民意がそのまま反映する選挙制度を考えた場合驚くべき結果である。2002年の連邦議会選挙ではドイツ全国でも9%の得票率で58議席を獲得したが、バイエルン州のみで見るならば平均得票率は58.6%、選挙区によっては70%を越える選挙区もある。(バイエルンが如何に保守的かという証拠でもある) 現在のシュトイバー党首はバイエルン州の州首相である。
[編集] 歴代党首
1. | ヨゼフ・ミュラー(Josef Muller) | 1946年-1949年 |
2. | ハンス・エハード(Hans Ehard) | 1949年-1955年 |
3. | ハンス・サイデル(Hanns Seidel) | 1955年-1961年 |
4. | フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス(Franz Josef Strauss) | 1961年-1988年 |
5. | テオ・ヴァイゲル(Theo Waigel) | 1988年-1999年 |
6. | エドムント・シュトイバー(Edmund Stoiber) | 1999年- |