クリスマス・イブ
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『クリスマス・イブ』は、日本のシンガーソングライター・山下達郎が作詞・作曲を行ったクリスマスソングである。
元々は、1983年のアルバム「Melodies」に収録されたものだが、同年12月14日に12インチピクチャーレコード(限定盤)としてシングルカットされた。当時はオリコンシングルチャート44位だった。
1986年11月28日に7インチシングルとして再発以降、毎年クリスマスの時期が近づくとチャートで浮上するようになり、ワム!の「ラスト・クリスマス」と列んでクリスマスの定番曲になる。歌詞の内容は失恋の歌なのだが、あまりそれは意識されずに使用されている。また間奏はパッヘルベルのカノンをモチーフに作られている。この間奏部分のコーラスは山下達郎本人の声だけで多重録音されており、完成までに48テイクを要したといわれる。
1989年にJR東海のCMソングのタイアップとなり、12月にオリコンシングルチャート1位を獲得。
同曲は1998年11月18日、2000年11月22日、2003年11月12日にも再発売されている(再発のたびに達郎本人がリマスタリングを施して、音質を向上させている)。
2005年12月、オリコンシングルウイークリーチャートTOP100入り連続20年(通算21年)の記録を樹立。
第56回NHK紅白歌合戦の「スキウタ~紅白みんなでアンケート~」で白組76位にランクインされた。
KICK THE CAN CREWやShelaなど、様々な歌手にカバーされている。
[編集] 関連項目
オリコン週間シングルチャート第1位 1989年12月25日付~1990年1月15日付 (4週連続:合算週含む) |
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前作: 長渕剛 『しょっぱい三日月の夜』 |
山下達郎 『クリスマス・イブ』 |
次作: 工藤静香 『くちびるから媚薬』 |
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