クリタケ
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クリタケ Hypholoma sublateritium(Fr.)Quél |
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枯木に発生したクリタケ |
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Hypholoma sublateritium(Fr.)Quél | ||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||
クリタケ |
クリタケ(栗茸、Hypholoma sublateritium(Fr.)Quél)はハラタケ目モエギタケ科モエギタケ亜科クリタケ属のキノコ。北半球温帯以北に広く分布する。
秋、広葉樹、特にクリやコナラの切り株や倒木などの上に群生する食菌。スギ、ヒノキを植林した後の林の土中の埋もれ木からも発生する。 傘は茶褐色からレンガ色で3~8cm、ひだは胞子の成熟に伴って黄白色のち紫褐色に変化する。 さまざまなメーカーから種菌が販売されており人工栽培もされているが、栽培過程での菌糸の伸長が遅いためオガクズ栽培にはあまり適さず、原木栽培が主流である。炒め物、天ぷら、カレーライスなどに使用すると美味。ただし、近年有毒成分が見つかり、外国で有毒とされているので過食は厳禁であり、注意を要する。毒成分はネマトリン、ネマトロン、ハイフォロミンA,B。[要出典] 猛毒のニガクリタケ(Hypholoma fasciculare(Hudson:Fr.)Kummer)と似ているが、ニガクリタケは生キノコを噛むと苦いため区別できる。
ニガクリタケと同じ場所に生えることもある。
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