ケマンソウ科
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ケマンソウ科 | ||||||||||||
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分類 | ||||||||||||
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ケマンソウ科(Fumariaceae)は双子葉植物の科。16属450種ほどの草本(一部つる性)を含み、主に北半球に分布する。高山植物として有名なコマクサや、観賞用に栽培するケマンソウ、春先に赤紫の花をつける野草ムラサキケマン、漢方薬に用いるエンゴサクなどを含む。
ケシ科に近縁でこれに含めることもある。葉は複葉または単葉で裂ける。花は左右相称、がく片は2枚で小さく、花弁は4枚(距があるものが多い)、雄蕊は4または6本、雌蕊は1本で2心皮からなる。果実は細長い蒴果になる。ケシ科と同様にアルカロイドを含み有毒または薬用にされるものが多いが、乳液は含まない。
[編集] 属
- Adlumia
- Capnoides
- Ceratocapnos
- キケマン属 Corydalis:キケマン、ムラサキケマン、エンゴサク
- Cryptocapnos
- Cysticapnos
- Dactylicapnos
- コマクサ(ケマンソウ)属 Dicentra:コマクサ、ケマンソウ
- Discocapnos
- カラクサケマン属 Fumaria
- Platycapnos
- Pseudofumaria
- Rupicapnos
- Sarcocapnos
- Trigonocapnos
- オサバグサ属 Pteridophyllum:日本特産のオサバグサ1種のみ。オサバグサ科Pteridophyllaceaeとして分けることもある。