ゲームボーイミクロ
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ゲームボーイミクロ (GAMEBOY micro) は任天堂が開発、発売した携帯型ゲーム機である。ゲームボーイアドバンス用ソフトウェアを利用することができる。
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[編集] 概要
2005年のE3で発表された。日本ではスーパーマリオブラザーズの発売からちょうど20周年となる2005年9月13日に発売を開始した。中国では2005年10月1日、アメリカでは2005年10月2日、オーストラリアでは2005年11月3日、ヨーロッパでは2005年11月4日に発売された。
同社のゲームボーイアドバンスを、ボタンのレイアウトをほぼ同一のまま小型化した物である。だがあまりに小さい為不満を感じた人もいた。また、筐体の素材にはアルミニウムを採用している。 ゲームボーイアドバンスSP同様プレイヤーから見て手前側にカートリッジスロットがあるが、やや右手側によっている。
プロセッサなどの内部構造はゲームボーイアドバンスSPと同等であると発表されている。また、動作するソフトはゲームボーイアドバンス用ソフトのみで、ゲームボーイおよびゲームボーイカラー用ソフトは動作しない。
ゲームボーイミクロにはゲームボーイミクロ専用ACアダプタと、ゲームボーイミクロ本体用ポーチが同梱される。 なおACアダプタや後述する通信ケーブルなどの周辺機器は全て同じコネクタを使用するため、いずれか1つしか使用できない。
また、本体前面が取り外し可能なフェイスプレートとなっており、外装の変更が可能というのも特徴である。
[編集] 周辺機器
以下のリストはゲームボーイミクロ用として発売される予定のもの。 その他、ゲームボーイアドバンス用周辺機器の一部や、SP用周辺機器プレイやんなども使用可能。 ただし、外部拡張コネクタの形状が従来と異なるため、従来の機種との通信には、変換コネクタが必要になる。
型番 | 名称 | 備考 | 価格 |
---|---|---|---|
OXY-001 | ゲームボーイミクロ | 本体 | 12,000円 |
OXY-002 | ACアダプタ | 本体付属 | |
OXY-003 | バッテリーパック | 本体同梱 | |
OXY-004 | ミクロ専用ワイヤレスアダプタ | 従来のものとはコネクタが異なるが、通信は可能 | 2,000円 |
OXY-005 | フェイスプレート | 1,000円(予定) | |
OXY-006 | フェイスプレートイジェクタ | フェイスプレートを取り外す器具 | |
OXY-007 | 専用ポーチ | 本体付属 | |
OXY-008 | ミクロ専用通信ケーブル | 従来のものとはコネクタが異なる | 1,400円 |
OXY-009 | ミクロ専用変換コネクタ | ミクロ専用の通信コネクタを従来のタイプに変換 | 800円 |
[編集] カラーバリエーション
[編集] 本体のカラーバリエーション
- シルバー(2005年9月13日~)
- ブラック(2005年9月13日~)
- ブルー(2005年9月13日~)
- パープル(2005年9月13日~)
- ファミコンバージョン(2005年9月13日~)
- ポケモンバージョン(ポケモンセンター限定・11月17日発売)
- 天野喜孝デザインGBミクロFFモデル(ファイナルファンタジーIV アドバンス同梱・2005年12月15日発売)
- MOTHER3特製ゲームボーイミクロ(MOTHER3 DELUXE BOX 同梱 2006年4月20日発売)
[編集] フェイスプレート
フェイスプレートを別のものと交換して、独自の外観に変更することも可能。
- ファミコンIIコンバージョン(クラブニンテンドープレゼント限定品)
- スーパーロボット大戦Jバージョン(スーパーロボット大戦Jキャンペーンの景品)
他にも数種類が発売予定。 また、ゲームボーイミクロのCMに出演した妻夫木聡や木村カエラや宮藤官九郎や他企業がデザインをした100枚以上のコラボレーションフェイスプレートも公開された(非売品)。
ヨーロッパでは最初から販売される予定は無く、日本でも本体の売り上げが不振なことから(後述)なかなか発売されないため、今後はファイナルファンタジーIVアドバンスやMOTHER3のように、本体と同梱のみといった形で登場することが予想される。
但し、ゲームボーイミクロのユーザーからフェイスプレートの発売希望の声が消えない為、任天堂ではこういったユーザーから期待には応えると返答しており、フェイスプレートの発売予定中止は今のところ正式に発表されていない。
[編集] スペック
- サイズ: 幅101mm、奥行き50mm、厚さ17.2mm
- 重量: 80グラム
- 画面: 2インチ液晶ディスプレイ、バックライト付き(明るさを5段階で調整可能)
- 電源: 内蔵リチウムイオン充電池(約2.5時間の充電で6~10時間使用可能)
- 端子: スピーカー、ヘッドホン
[編集] その他
日本で発売されたゲームボーイミクロのカラーバリエーションの1つには、ファミコンのコントローラを模した「ファミコンカラー」があり、スーパーマリオ20周年のロゴが入っている。また、同時発売ソフトの中に以前ファミコンミニとして発売された『スーパーマリオブラザーズ』の再販版があったことから、ゲームボーイミクロはスーパーマリオ発売20周年記念のイベント的な意味合いもあった。
ゲームボーイミクロユーザーの中にはその携帯性の高さからPLAY-YAN microと組み合わせ、ゲーム用ではなくiPodのようなポータブルオーディオプレイヤーとして使用する者もいる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
家庭用ゲーム機(任天堂) | |
据え置き型 : | ファミリーコンピュータ(ソフト) - スーパーファミコン(ソフト) - NINTENDO64(ソフト) - ニンテンドーゲームキューブ(ソフト) - Wii(ソフト) |
携帯型 : | ゲームボーイ/カラー(ソフト) - ゲームボーイアドバンス/SP/ミクロ (ソフト) - ニンテンドーDS/Lite(ソフト) |
その他 : | バーチャルボーイ |
周辺機器 : | ファミリーベーシック - ディスクシステム(ソフト) - スーパーゲームボーイ - サテラビュー - 64DD - ゲームボーイプレーヤー |