コーン (バンド)
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コーン(Korn、KoЯn表記もあり)は、ニュー・メタルの流れにあるミクスチャー・ロック・バンド。アメリカ出身。1994年デビュー。 1990年代のへヴィ・ロックシーンにおけるパイオニアの一つとして数えられる。
カリフォルニア州ベイカーズフィールド出身。2005年2月ギタリストヘッド(Brian "Head" Welch)が宗教上の理由で脱退。メンバーはまだヘッドに未練があるが本人がまともに話し合いに応じない模様。
ボーカリストのジョナサンは、幼少期に親から虐待を受けた経験があり、そのためかコーンの曲、歌詞にはダークな部分が垣間見られる。
なお、同じくアメリカのバンドであるリンプ・ビズキットは、コーンに見出されデビューした経緯がある。コーンと共に頭角を現したプロデューサーのロス・ロビンソンは他にリンプ・ビズキット・スリップノットなどのプロデュースもこなしている。
目次 |
[編集] メンバー
- ボーカル:ジョナサン・デイヴィス(Jonathan "HIV" Davis)
- ギター:マンキー(James "Munky" Shaffer)
- ギター:ヘッド(Brian "Head" Welch)※脱退
- ベース:フィールディ(Reginald "Fieldy" Arvizu)
- ドラム:デイヴィッド(David Silveria)
[編集] バンド名の由来
とあるゲイのカップルが、お互いの局部を愛撫し合っているときに一方が脱糞し、もう一方の口にコーン入りの大便をぶちまけた、と言う話を知っている人に「コーン!!」と言うと皆、 気分を害したのでこの名前にした。綴りは子供が間違えて書いたようにCがKになっている。
当時のマネージャーが「こんな名前じゃ契約が取れない!!」と訴えたところ、バンド側から「この名前じゃなきゃお前の名前をバンド名にする」と言われ、結局コーンのまま契約を獲得。
ドラムのデイヴィッド曰く、「バンド名なんかどうでもいい、馬鹿な名前だが曲が良ければクールに聞こえてくる」との事。
[編集] ディスコグラフィ
[編集] オリジナルアルバム
- Korn (1994)
- ライフ・イズ・ピーチィ - Life Is Peachy (1996)
- フォロー・ザ・リーダー - Follow The Leader (1998)
- イシューズ - Issues (1999)
- アンタッチャブルズ - Untouchables (2002)
- テイク・ア・ルック・イン・ザ・ミラー - Take A Look In The Mirror (2003)
- シー・ユー・オン・ジ・アザー・サイド - See You On The Other Side (2005)
[編集] ベスト・ライブ盤
- グレイテスト・ヒッツ Vol.1 - Greatest Hits Vol.1 (2004)
- ライヴ&レア - Live & Rare (2006)
[編集] VHS/DVD
- フー・ゼン・ナウ? - Who Then Now? (1995)
- Family Values Tour '98 (1998)
- デュース - Deuce (2002)(『フー・ゼン・ナウ?』を同時収録)
- Korn Live (2002)
- Live On The Other Side (2006)