サトームセン
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サトームセン株式会社は秋葉原を中心に関東一都三県で展開する家電量販店チェーン。本社は東京都千代田区外神田1-11-11、代表取締役社長は海老原重範。ジャガーを題材にしたキャラクター(ジャガオ)が軽妙なテーマ曲と共に踊るCMが有名。キャッチコピーは「確かな物を、確かな店で」。
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[編集] 特徴
オーディオ機器に強く、特に日本ビクターとの結びつきが強い(一部の看板にはビクターのロゴが入っているほど)。
[編集] 現況
他の秋葉原の量販店同様、バブル崩壊後の不況やPC販売の不振、ヨドバシカメラ等のカメラ系やヤマダ電機等の北関東系量販店の躍進に伴い近年経営状態は悪化していた。
2003年1月から2004年3月までの期間には実に20(うち秋葉原が7)もの店舗を閉鎖した。そのなかで2005年4月にマツヤデンキとの統合を視野に入れた上での提携が決まった。これにより創業一族である佐藤一族は経営から退き、マツヤデンキから経営陣が送り込まれた。社長および会長職には当時のマツヤデンキの会長であった檜山健一郎(東芝OB)が就任した。同年7月にはマツヤデンキ同様新生銀行傘下の投資ファンドによって買収され、2006年4月にマツヤデンキ・星電社と持株会社方式で経営統合を行なう予定で、本社機能は日本橋のマツヤデンキ本社内に集約された。2006年10月には、株式会社マツヤデンキ(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長・CEO:檜山 健一郎)と株式会社星電社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役:藤本 右近)およびサトームセン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮城 伸夫)の3社は、株式移転により持株会社ぷれっそホールディングス(本社:東京)を設立し、檜山健一郎が同社のトップに就任した。
2005年後半より再び不採算店舗の閉鎖を加速させており、秋葉原の3店舗と綱島に所有する店舗を不動産業のゼファーにより証券化しており(ゼファーのプレスリリース(PDF))、今後も相当数の店舗が処分される事が予想される。また、約60年続いたノンマニュアル主義と従業員に制服がない制度は、2006年1月1日から現在の社長の提言でなくなった。
[編集] かつて存在した店舗
- 夏見台店(現 住宅情報館 船橋店)-2005年閉鎖
- 富里インター店
- 津田沼ダイエー店 習志野サンペデック-2005年閉鎖
- おゆみ野店-2005年閉鎖
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