シアニディオシゾン
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シアニディオシゾン | ||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||
Cyanidioschyzon merolae |
シアニディオシゾン(学名: Cyanidioschyzon merolae, 通称シゾン)はイタリアの温泉に生育する、単細胞性の紅藻。酸性 (pH2.5) を好む。立教大の黒岩 常祥 教授らのグループにより、藻類としては初めてゲノムが解読され、2004年4月8日の Nature 誌に報告された。シゾンは20本の染色体を持ち、ゲノムサイズは約1650万塩基対。細胞内に一次共生色素体を持ち、植物の祖先と考えられる。従って原生生物界ではなく植物界に分類されるかもしれない。またシゾンは真核生物の誕生を解き明かす上でも重要な位置にある。
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