ニョッキ
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ニョッキ(Gnocchi) は古代ローマの時代から作られれてきた古い料理。パスタの一種で、ジャガイモとチーズと小麦粉との組合せで作られる。また、料理としてはイタリア料理であるが、名称そのものは(木の)節目を意味するドイツ語から来ている。理由はその形からであろう。
注:現代イタリアで作られているニョッキはジャガイモを利用したものが主流であるが、ジャガイモが入ってきたのは大航海時代以降であり、ニョッキにはジャガイモの代わりにカボチャやパンを使ったもの、ホウレンソウとリコッタチーズを使ったものなど多数のバリエーションが存在する。
ニョッキを作るのはとても簡単で、満足のいく食事になりうる。例えば:
材料(4人分):
- ジャガイモを二つ。
- 1.5カップ前後の小麦粉(出来れば強力粉)。
ジャガイモを茹でてマッシュポテト状に潰す。これに小麦粉を混ぜ、耳たぶ程度の硬さにこねる。ジャガイモの大きさにより小麦粉の量は適宜加減をすること。生地を太さ3cm程度の棒状に細長く伸ばし、1cm程度の厚さに切る。生地をフォークの背に乗せて親指でこすり付けるようにのばす。生地の表面にフォークの痕がギザギザにつき、裏面は指の形にくぼみが出来るのでソースと絡まりやすくなる。沸騰した湯に入れ、浮かんで来たら茹であがり。茹であがりを冷水にさらして、ソースなどの用意ができたらもう一度軽く茹で、皿に取り分け、パスタソースと混ぜて食べる。特にバジルを使ったぺストソースと良く合う。